2か月弱で、13歳になる娘。

日本の学校に通っていたら、この春で中学校一年生だなぁ…と思う今日この頃。

同時に、次に日本へ行くときはもう子供料金じゃないのね…そうなったらますます日本に行けねーゲローと本気で思っております。

 

フィギュアスケートを辞める・辞めない云々で最大に難航している娘でございますが、いろいろと娘と話した結果

 

1)練習は過去2シーズンと同じ量で続ける

2)ただし、オフシーズンに練習や合宿にはいかない

 

という事で、落ち着きました。

そして、本人が月のシーズンを「緩く」続けながら、

 

やっぱり試合に出たいアップ

 

といったときだけ試合に出させよう(先週登録はそのまま)という方向に路線を調整しました。

周りの人たちには、「スケートを辞めさせるにはもったいなさすぎる」と言われたり、「辞めさせるんだったら、一気に全部やめさせたほうがいい」と言われたり、「思春期だから急にスポーツを辞めたら悪いほうに進んでしまう」と言われたり、「年齢的にもそろそろ勉強させるべきなんじゃない」と言われたり、ともかくいろいろ言われたのですが母親として、子供を観察したり、今シーズンの結果見てみたりして、

 

  1. 今シーズンのスケートの成績は決して落ちてない。ただ、伸びがなかっただけ。
  2. インフルエンザで入院した後、血圧、肺、つまるところの健康を元に戻すのにものすごく時間がかかった(2試合は完全に最後のスピンが体力不足で落としまくり)
  3. ADHDの症状がフィギュアスケートだけではあまり出てなかったので、「好きだから頑張れてるのね」なんて私的には思ったていたのですが、最近になって、ドイツでついていたコーチが旧ソビエト式なメンタルのコーチだったので症状が発生できないくらいビシバシされていたけど、今のコーチは非常にZ世代とか現代の若者に合わせた感じのトレーニング方式なので、普通にADHDの症状が練習中にも出てきていて、それが「あまり出ない伸び」につながったのでは…
と私が親として気が付いた・感じたので、周囲の「おせっかい系」の保護者の方には「なんて中途半端な決断」なんて小言言われましたが、
 
それがどーした(怒。
うちの子が一番ハッピーでいられるような決断をして何が悪いムキーッ
 
と、心の中で激怒しつつ、笑顔でスルーしてますよ?ここ一週間ほどね。
そして、このままスルーし続けます真顔
 
子供たちがついているコーチは、知っている人は知っている、欧州ではかなり有名なトップ10に入っていくる有名なコーチなので、うちの娘がスケート辞めたら自分の子がその枠に入れるのじゃないかと期待しまくっている親が…多めなんでしょうね。
 
ただ、コーチは娘のことを「私の大事な教え子でスケートが好きって言っている間は、結果が出てなくても私が問答無用で教えるから(教えるのやめるとか言わないから)安心して滑りなさい。スケート靴なんてもう二度と見たくもないっていうんだったら別よ、でも氷で滑るのが好きなうちは私のところに来なさい笑」と娘に言ってくれて、「人」として大事にしてくれてるので、本当にありがたいのです泣
 
そして、その言葉のおかげで、娘は「すごい成績を出さなくてもスケートは続けてもいいんだ」という安心と「このコーチが先生で本当によかった」という信頼する心ができたみたいなので、多分、氷の上で多少ADHDなパニックな症状になっても大丈夫だろうなと思いました。実はちょっとの試合直前の週は実は2回ほど症状をちょっと起こしかけたのですが…なだめてくれて持ち直したのです…。変な言い方になってしまいますが、所属クラブには、うちの娘よりも重度のADHDのスケーターがいて、その子ほど発作が大きくないので、「私たちコーチ陣もADHDであることを忘れそうになるわ~。大体試合前だけだもんね、症状出てくるの」とか冗談飛ばしてくれるのですが、娘よりも重度なお嬢さんも、娘も「スケートが好き」という気持ちが練習してて伝わってくるから「心が人よりも敏感なくらいでクラブを出て行ってくださいなんて言わないよ」っと言ってくださっているので、もう、ともかく皆さんの行為に甘えることにします飛び出すハート
 
フィギュアスケートに関しては、本当に嫌な経験も結構してますし、お金もざーーっと出ていくことがありますが、この2シーズン、本当にいいめぐりあわせに引き合わせていただいて、本当にありがとうございます…としか言えます。
 
ま、思春期なので、これからも娘は問題を起こしまくりになるとは思いますが、それでも、こうやって娘に寄り添ってくれる人がいて、こういう温かい気持ちになる経験をさせていただいて、感謝です。