あっという間にまた、ブログを更新しないあいだに10日間経過。

自分時間が少なすぎる…泣

っていうのも、子供の学校がまた休暇のシーズンを迎えてしまい(一週間ですが)スケートの練習は毎日あるわ、でも仕事はテレワークで勤務だし(地味に忙しいシーズン)、上の子は、もうフィギュアスケート辞める!遊びたい!!だし、下の子は「練習はしたいけど遊びもしたい」だし…

 

私のお財布には限界があるし!

 

とーもーかーく、アラフィフな母にはとてもキツい10日間でした。

 

とはいえ、子供達にもいろいろとある10日間ではありました。

悲しいお話は息子のほう。

 

息子のフィギュアスケート関係で初めてで来たお友達。大事な大事なお友達が、スケートを辞めることとなりました。

もう練習したくないから辞める…ではなく、難病にもともとかかっていたのですがスケートをだましだまししていたのですが、悪化をしてしまい、完全なるドクターストップがかかってしまいました。最近、ダブルループ・ダブルループのコンビがきれいに決まるようになって喜んで致し、練習もものすごく力を入れていたのですが、息子と一緒に楽しんで練習していたのですが、帰り際に体調を崩して、そのまま病院へ搬送。そのままドクターストップとなりました。

辞めた本人も、息子も、心がちぎれそうな気持ちでスタートした休暇でした。

 

息子は、「僕は健康でスケートが続けられるから、友達の分ももっと一生懸命たくさん練習をしないといけない」と言い出したのはいいのですが、心の負担もあるし、成長痛などもあり、息子もだましだまし様子を見ながらの期間に起こったことなので、無理をしすぎないかとても心配です。ただ、来週には10歳になる息子。手取り足取り母が心配するのもあまりよろしくない年齢になってきたので、まだ、親としての距離感がわからないのですが私もこれからのことを考えて頑張らないといけまないなと思いました。

 

で、うれしいほうのニュースは娘のほう。(息子も喜んでたけど)

去年7月に、「スケートを辞めてダンスに専念する」といってやめた娘のお友達。そのお友達は、娘と同じカテゴリーを滑っていたのですが、体が成長して大きくなってうまく飛べないという不安、「フィギュアスケートとケガ」という恐怖(彼女自身転倒によって腕にひびが入った)、ほかの選手がひどい転倒して目の前で救急車で搬送されるなどを経験して精神的に不安になってしまい、アイスダンスに転向しようかと悩んだ時期もあったのですが、アイスダンスができる場所というのが限られているからできないという事もあり、「じゃぁ、ダンスに専念する」といって先シーズンが終わったところで「辞める」ことを決めたお嬢さんなのですが、このお嬢さんは娘にとっては、今のクラブに転向したときに一番最初に仲良くなった大事なお友達で(一つ年上)、辞めてからもかなりひんぱんにFacetimeなどして連絡を取っていたかんじなのですが、そのお友達がなんとスケートに戻ってきました。

 

ただし、週に一回3時間の練習という非常に限定的な時間ですが…

 

私はこっそり、戻ってくることは知っていたのですがニヒヒ、娘は知らなかったので(もちろん息子も)最初は、びっくりしすぎて声が出てなかったそうです。サプライズを展開したお友達は非常に大満足そうでした。ここのところ、ずっとスケートを辞めると騒いでいた娘は、車の中で「辞める辞めるって言ったけど今日練習着てよかった」とぼそっと本気でつぶやくくらいには大喜びでした。

 

そのお友達のお母さんと、昨日一緒に朝食食べて、お話していたのですが、やっぱり州10~12時間スケートの練習していた子が、ダンスに転向しても、ダンスの練習時間は5~6時間。 時間の使い方を持て余してしまうし、学校がお休みに期間に入っても、学校がお休みの度に旅行に出る…という事はやっぱりできないですから、自分の時間をどう使っていいかわからなくなってしまったりしながらも、持て余している時間のなかで何回もスケートのことを思い出しながら、ジャンプは怖いけど、やっぱり自分はスケートが好きだから、試合に出れなくてもいいから戻りたいとクリスマスのあたりに言い出したそうです。

 

お母さんとしては、スケートの練習がなかった半年間は、家計簿がいい感じでゆとりがあったし、子供の習い事の送り迎えで拘束される時間がぐっと減ったので本当に楽だったのですが(ホンネ)、でも、娘が活力のない生活をしている不安がじわじわと続いていることもやはり心に引っかかる問題で、所属していたクラブではないところも何回かトライアウトしたりしたのですが、やっぱり何か違うと親子で試行錯誤して「戻る」という事を選択したそうです。

 

思春期で時間を持て余すという事の危うさとお金がいっぱいかかるという事を天秤にかけたら、やっぱりお金がかかっても子供をスケートに戻すというのが夫婦での結論に至ったそうです。

 

ただ、ジャンプやケガに対してはかなりトラウマのような状態になっているので、今シーズンが終わるまで週末に週一で、3時間だけという約束をお嬢さんとかわしての復帰ですが、昨日、滑っているのを見てて、本当に楽しそうで幸せそうだったので、よかったなと思いました。

 

子供達の所属しているクラブが、結構イケイケで頑張っちゃう系のクラブなので、ガンガンの選手コースというのがこう全面的に前に出ている性質から…私は母親として、娘とは何度も「練習量を少なくして、楽しくスケートをすればいいじゃない」と話していたのですが、私の意見は「机上の空論」だと大騒ぎをして…本当に手が付けられない感じだったのですが、友達が戻ってきてくれたおかげでちょっと…頑固に「私には辞めるか選手として続けるかしか選択肢はない」と大騒ぎの頭も、ちょっと柔らかくなってくれればな…とこっそり思っております。

 

でも、そちらのお母さんとも、

 

思春期の女子って本当に大変…

 

とクロワッサンの上でお互いにため息をついちゃいましたよ。

いや、ほら、自分たちが思春期だった時と、社会の構成とか教育とかいろいろなものが違うから、子供の心の強さとか、親や大人のこうはらのアプローチの匙加減とかなかなか難しい。難しいんだけど、まだ親の何らかの手助けた必要な年齢で、母親と娘ってやっぱり意見や会話が「ガチンコ」してしまう事が多いから…ねぇ。

 

 

お財布は重くなったけど、胃に穴が開いて、身が全部出ていくんじゃないかと思う半年だった

だから、お財布が軽くっても、子供がハッピーで自分の身に何か残るほうがいい

 

って笑いながら話してたくれた友達のお母さんを見て、あぁ、本当にこのお母さんはお嬢さんと真剣に真剣に向き合ってたんだなぁって思いました。 いや、ほら、どのお母さんやお父さんだってみんな真剣に子供に向き合っていると思いますよ。でも、思春期の子供とのやり取りって時々、トゥーマッチって気分になってすっと距離置いたりしたくなりません? 私なんて毎日そんな感じですよ。 でも、そちらのお母さんと話してて、あぁ、このお母さんは本当に一生懸命、毎日毎日手を抜かないで大事にお嬢さんとやり取りしてたんだろうな~。いっぱい葛藤しながらっと本当に伝わってきました。

 

いや、本当に尊敬です。

お互いにまだまだ、思春期の女の子との闘いは続くんだと思うけど、まずは本当によかったなぁ~っと思います。

そして、娘もハッピーで私もうれしいです。