思春期がじわじわ~っと10歳ぐらいからスタートした娘ですが、12歳になって、まぁ、相変わらず思春期の上がり下がりがあるのですが、だいぶ落ち着いたかなという感じになってきたわけですが、ご本人様は自分の大迷走加減に、ほとほと参っていたわけです。

 

本人が一番参っていることは「体」の事。

お友達に月経が来てて、大人になり始めているけど自分はなっていないという事に秋口めっきり悩んでいたのですが、たとえ、生理が来ていなくても、体が大きくなっていて、そして体の中身がだんだんと大人のものになっているわけです。その変化に本人が翻弄されているというのが現在のところです。

 

変な話ですが、娘は159㎝。私と同じ身長になりました。

私の同じ身長になったところで、「一気にぎゅんぎゅん伸びる」は小休止をしているのですが、同時に体の中身が大人になりつつあるわけで、昨年までは、毎日ストレッチしていなくっても、開脚はちゃんとぺったり下までできたし、ビールマンのポジションも問題なくできていたわけですが、今は2日間でもストレッチを忘れるとできません。体カチカチです。

 

そして、ちょっと風邪をひいても、1~2日ちゃんと寝てれば、熱が下がり、普通に生活ができていたのが、携帯電話を触らずちゃんと寝ていたとしてもパッと下がらない。熱が下がっても体のだるさがなかなか取れない(そして、体がだるいのに試験勉強云々があるからと寝不足で無理をしまくっていたので、インフルエンザにかかって12月に入院)。

 

インフルエンザの熱が下がって、隔離が終わって、回復した…はずなのに、だるさが抜けない。ちょっと走るだけで息切れするなどなど、まぁ、娘がかかったインフルエンザは結構ひどい症状で、肺炎を起こしていたので、今まで通りに回復するには多分4~8週間かかるとお医者様にも言われていたので、仕方がないとは思うのですが(なんで、ドイツは、日本みたいに完全にインフルだったらタミフル出すとかがっずり薬を出さないで、解熱剤だけで直そうとするんだよ!)兎も角、今間のように自分が回復しない、体が違うという事に兎も角違和感と混乱を感じ出ます。

 

一緒にフィギュアスケートをしているお友達のように、毎日リンクでコーチのレッスンを受けているお嬢さんたちは、休まずストレッチしてたり、休まず運動しているので、体が硬くなるとかそういう違和感は感じないみたいですが(うちの子は週10時間の練習で週末を中心にしているのでほかの子よりも練習量が少ない)、同じ年齢のお友達たちも、ちょっと風邪をひいただけとおもったら、結構重い症状になってしまったりするのが怖いといっているらしいです。

 

コロナでみんなマスクつけてたら抵抗力なくなっちゃったからだ

 

…という事で大体のお友達の中では収まっているらしいのですが、娘は「体が大人になってきたからだ」というように思っているそうです。(まぁ、まったくもってその通りなんですけどね)

 

同時に、自分の将来、自分が大人になったときのことをもっと真剣に考えないといけないと思っているようで、まぁ、自分の将来、こういうことを勉強したいという事をもうしっかり固めてしまったようなので、勉強面に関してはもうすっかり落ち着いて、ちゃんと頑張っているのですが、それと同時に、どのタイミングでスケートを卒業しようかというのも彼女の中で大きなトピックになっているみたいです。(また、現在はインフルエンザからの回復が遅く、正直、練習についていくのもギリギリ感があるのでそれも大きな要因になっているのだとは思うのですが)

 

ついでに、12月に法事で日本へ一時帰国をした際に、親戚の子供達とかと交流しているうちに「あ、自分はもう小さい子供じゃないんだな」と思ったみたいです。まぁ、いとこたちの子供たちが娘と同じぐらいの子達と(中学校一年生とか小学校6年生)ちびっこちゃんチーム(幼稚園生)、そして私の妹の息子(娘にとってはいとこ)が2歳。家族・親戚の子供チームも「大きい子」と「小さい子」グループが自然と出来上がっちゃってたので、認識が鮮明になったという事もあるんだと思います。

 

だから、一時帰国から帰ってきたら、急に「着たい洋服」も「かわいい系」から「大人っぽいもの」に変わったし、バックとか小物も急にお姉さん系に変わりつつあります。(そして、ママの靴とかバックとか勝手に使いだす始末…💦)

 

日本でいうと娘は小学校6年生なのですが、ほかの保護者の皆さんはどうなのかしら・・とは思うのですが、急に、体だけじゃなくて、心のほうも急に大きくなってしまっているなぁ…と、思う事が多く、うれしい反面、ちょっぴり寂しいなと思う事が増えてきて…これからもっと増えていくんだろうなぁ…と、年末年始にしみじみと思ってしまいました。