傾気釣行~思うが故に7~ | 傾奇城日誌

傾奇城日誌

城主(傾奇おじさん)の道楽。

釣り、鑑賞魚飼育、ハンドメイド&カスタム、酒場放浪記、その他好きな事を 気が向いたら、記録していこうと思います。

こんにちは。

実は、すでに帰城して十日近く経ちます。

今更ですが、続きを

最終日‼



前日呑まないで早く寝たせいか?城主のコンディションは、◎!


さて、この日の烏賊ちゃん、調子は、烏賊がでしょうか?


朝の9時から、宿の近所で釣り開始です。

探り歩いて30分位でしょうか。

佐渡島に来て満足な釣果に恵まれてないため、諦めてた所に、待望のヒット!


久しぶりの烏賊のヒット!

まー、デカくないけど、烏賊の引きを噛み締め、竿を立てゆっくりリールを巻く。

も、


嫌な予感?

が、適中!


やはり、やってしまいました。


あいーや!また、バラしてしまった・・・。







暫く沈黙が続き、ついに、城主が、狂いだす。



不調続きが限界に達し、我を忘れ、怒り狂い、正に!盛りづいた野性猿と化す!



ギャーギャー、身も凍るような恐怖の叫びを発し、近くの灯台の天辺によじ上る!


そして、さらにヒートアップ!


頭をかきむしり、更なる大きな叫び声で、漁港周辺は、恐怖で凍りつく!


ついに、漁港では、防災サイレンが、鳴り響き、それに合わせて犬達が、一斉に遠吠えを始める!


平和な漁港集落に激震走る!



城主の気が狂った叫びは、暫く続いたが、

灯台の下で、城主に対する優しい声が。



「どいか、気を鎮めて下さい。」


怒り狂った城主に、気丈な優しい声が。

この声に少しだけ正気を取り戻した城主。


更に声の主は、
「灯台の上は、危険なので降りてきて、それより、美味しい物でもいかがですか?」


怒り狂った城主に声をかけるとは!なんとも勇気のある人だ。

その勇気ある人にたじろいて、後を付いていく城主。

案内されて出されたのは、絶品!

これは!旨い!手作りの

絶品塩辛!

いゃー、とにかく旨い塩辛でした。





勇気ある声の主と、塩辛の旨さに、城主の嫌悪感が一発で吹き飛び、元の清々しい城主に戻りました。


その後は、塩辛をつまみに、ビールをがぶ飲み!しかも、良い気色!

釣れなくても、良い時間を過ごせる事が出来ました。




それから!

怒り狂った城主の行動、本来ならしょっぴかれるのですが、声の主の取り計らいもあって、何のおとがめもなく済みました。


誠に感謝で御座る。




(城主が、奇声を発した灯台)


最終日のはずでしたが、帰城を1日のばし、翌日は、島内観光