ども、寅です。(・ω・)/
「ひばり」始まりましたね。
話の内容が難し目なので、面白いという人と、
面白くないという人と別れてしまう舞台のような感じですね。
そんな中でも松さんの評判は上々のようで寅はうれしい。
ただ、日本人にとってジャンヌ・ダルクとかフランス革命とか
キリスト教とか本当にあんましなじみがないものなんだなと
いう実感はあります。
たぶん、これが本場のフランスなどヨーロッパの人たちが見て
感じる量と日本人(キリスト教とか歴史に詳しくない人)が見て
感じる量ってかなりの差があると思うんですよね。
この作品を見るにはやはり、そのフランス開放時期の知識は
必要なように思います。
この作品自体が、その知識があって前提で書かれているように
思うからです。
日本で言うなら桃太郎のような。(どんなたとえだ!)
そのこの脚本の中の知ってて当たり前の部分がほとんどの日本人にとっては
無知なんではないだろうか?と思うんですよね。
だから、そういった知識なしに見て、「面白くなかった」といった感想が
溢れてしまうのは、非常に残念だなと思うのです。
まぁ、そういう意味では、作品選択からの責任も出てくるんでしょうけど、
松さんのせっかくの演技は今回、またしても、演技に見合っただけの
評価がされないのかな・・・って。
蜷川さんは松たか子の代表作にしたいくらいの勢いだったけど、
この脚本で日本で松たか子の代表作にするには難しいと思った。
「奇跡の人」とかもう少し日本人になじみのある脚本であれば
それも可能だったかも知れないけれども、ジャンヌについてはっきり知っている
人っていうのは少ないように感じるんですよね。
だから、この脚本で、あの演技は非常にもったいない。
いや、演技はいんですよ、松さんの演技は。
と、ちょっと辛口寅でした。
松さんがいい演技をしている分、理解しにくいこの作品を惜しいなぁと
思ったのでした。