●2021年10月20日(水曜日)

 

帰りの飛行機は10月20日20時フランス発、翌21日14時50分羽田着のANA直行便です。

 

スーツケースは持って行っておらず、機内持ち込み用のカバンと、現地のFLANPRIXというスーパーの買い物袋3つに分けて、前日に荷造りしました。

 

フランス滞在中はキョロキョロせずに、なるべく現地人のように振舞いましたので、スリや強盗などの危険は一切感じませんでした。

 

シャルル・ド・ゴール空港までは、地下鉄とRERを使いました。

空港のチェックインカウンターから出発ターミナルまでも、電車での移動が必要でしたが、これには僕1人だけしか乗っていませんでした。

 

そして出発ターミナルに着いた後に、ブランドショップを散策していると「Long Champ」という免税店が・・・

 

もしやと思ってお店に入り、ブランドの由来を聞くと、やはりロンシャン競馬場に感銘を受けて立ち上げられたブランドとのことでした。

 

凱旋門賞目当てにはるばるフランスまで来た僕は、何やら運命的なものを感じ、その場で折り畳み式の革財布とナイロン製のポーチを買い、400ユーロくらい使いました。

 

ちなみに日本帰国後は、百貨店に出向いて、革製のバッグ2点と長財布を合計50万円分爆買いすることになります。

 

そしていよいよ帰国のフライト、凱旋門賞の結果こそ残念でしたが、充実感いっぱいでフランスを後にしました。

 

乗客は10名くらいしかおらず、往復ともに超ガラガラ、今になるとよく飛んでくれたものだと思います。

 

帰りの機内でも、ビールから各種ワインの一人飲み会状態で、その都度話しかけたキャビンアテンダントさんには随分と迷惑をかけました。

 

羽田空港では検疫手続がありましたが、渡仏前に日本の大使館情報をかき集めて必要書類はすべてプリントアウトし、アプリもインストールしていたので、

スマホをいじられて位置情報をオンにされ、抗原検査を受けた以外はサクサクと進み、2時間くらいでパスしました。

 

入国者は隔離地までの公共交通機関での移動が禁止されていたため、羽田空港から千葉駅付近のマンスリーマンションまでは、ハイヤーで送迎してもらいました。

 

機内では寝ずに疲れきっていたので、葛西臨海公園の観覧車が見えたくらいから記憶がなく、到着時に運転手さんに起こしてもらいました。

 

隔離期間は10月21日から11月4日までの14日間で、

「My Sos」というアプリから、毎日ランダムな時間に電話がかかってきました。

 

電話に応答すると画面が切り替わり、その場で自撮りをしなければなりませんでした。

自撮りに写る背景で、隔離地にいるかどうかをチェックしていたようです。

 

他にも毎日2回か3回通知が来て、その都度位置ボタンをクリックするという作業もありましたし、

隔離場所から一定距離を離れると、氏名を公表するぞ!という警告が来ました。

 

僕は当時、銀行のカードローンを250万円借りており、千葉駅前の銀行で一部返済のATM操作をしに行く際に、警告が何度も来て焦った記憶があります(支払を遅延するとブラックリストに載る可能性)。

 

そうこうしているうちに、11月4日をもって隔離期間満了となり、僕の躁転フランス旅行は幕を閉じました。

 

当時はコロナのデルタ株が猛威を振るって、外務省から海外渡航警告が出ていた時期で、その2か月後にはオミクロン株登場で一般外国人には日本入国禁止措置がとられました。

 

今振り返ると危険で無謀な環境下での旅行でしたが、

こうして書き起こしてみると、二度と経験出来ないであろう、かけがえのない旅となりました。

 

躁転していたので、旅先でたくさんの人にしゃべりかけましたが、今でもどこでどんな会話をしたのかを詳細に覚えています。

 

結構な時間をかけて英語の勉強をしていたのが、結果的に旅行の質を格段に高めてくれました。

 

これからも英語の勉強を続けるモチベーションになりますし、

次にフランスに行く機会があれば、現地の方への最低限のリスペクトとして、少しはフランス語や歴史を勉強していこうと思っています。

 

あとは、いつの日か日本馬が凱旋門賞を勝利する日を夢見ています。

 

おしまい♪