No car city?

この小さな国で、自家用車は必要なのか…?シンガポールにて、私が始めて疑問に思った通りこと。
電車もある。(まあ、郊外は走っていないところもあるけれど。)タクシーも昼夜問わず走っている。バスの便も至極良い。何より、充分な駐車場があるのかということ…?
人も多いし。この人口で、皆が車を持っていたら、シンガポールもたまらないだろうなと。

そんなシンガポールでは、車を持つのことは、ステータスのひとつの。お金持ちだけが、自家用車を持てるらしい…

環境保護の意味もあり、政府が車の台数を制限しているのだ。
それでも車を持ちたいなら、シンガポール国民は、車両所有権証書を、入札で手に入れなくてはならない。入札価格は…400万から600万ほど！
車の購入にはその他、運送費、輸入税、商品サービス税、登録料、道路税、自動車保険などがかかる！なんとまあ…
最終的な購入料金は、日本の3~4倍にもなってしまうのだ！

それでもやはり、多くのシンガポーリアンは車を諦められないらしい…車が賞品となっているコンテストまで開催されているとか！見事に車をもらっても、先に書いた"色々な"費用がかかるんで、たいへんだ…

そういう状況だから、車の盗難も多いのかも…だからかな？マンションの中には、部屋の中にまで車をもっていくことができるものもある！外車も多いそうだし。やっぱりシンガポールでは、車はまだまだ贅沢品なのだ…
なので、尚更シンガポーリアンは、車が欲しくなるのかもね。
でも…この小さな国で、公共交通網の便も至極良くて。私は自動車道はいらないと思うのだ…