風邪こじらせて家で静養、でも観たいテレビ番組少ない。-----
韓国ドラマ「冬のソナタ」が日本で最初に放映されたのが2003年4月から9月までNHK・BS2で、実際には翌年2004年にNHK地上波で放映されてからが、いわゆる「韓流ブーム」が始まったように思いますが、もう10年ぐらいは経過していたイメ-ジでしたが、まだ7~8年のことなのですね。
韓国ドラマをはじめとした「韓流関連」については、嵌る人は嵌るが、嵌らない人は全く見向きもしない。
「嵌った人」であった自分は当時、まだTV放映のドラマの数も少なくて待ち切れず、レンタルショップへ行っては何本かドラマや映画をレンタルして観ていました。
まだ種類も少なく、ある程度、厳選された素材だけだったので、色々借りて観ても、それほど「当たり外れ」は少なかったように記憶しています。
その時に最初に出会った自分にとっての「名作」の映画は「永遠の片想い」という映画でした。
映画を評論する時に、「あの映画、泣ける」とかよくいわれます。「泣ける」から名作とは必ずしも言い切れないとは思います。この映画もいわゆるその「泣ける」部類ですが、この映画はそれだけではない気がします。
観ている人がそれぞれ想像しながら結末を肉付けしていける「余韻」が残ります。
概要は下記参照ください。
「永遠の片想い」(2002年 韓国映画)
チャ・テヒョン、ソン・イエジン、イ・ウンジュ、ムン・グニョン他
http://www.hf.rim.or.jp/~t-sanjin/ihan_renai.html
↓
この映画のサマリは
「永遠の片思い」
http://www.youtube.com/watch?v=YEP6KOzGd1I
その後の韓流ブ-ムでも活躍していく3人が主役です。
うち一人のチャ・テヒョンは「猟奇的な彼女」をはじめ、どちらかというとコミカルな役柄の多い俳優でもあり、歌手です。
うち一人のソン・イエジンは「夏の香り」等、多数の映画、ドラマに主演する人気女優です。
そして、もうひとりイ・ウンジュさんは人気女優でしたが、2005年に2月に自らの意思で☆になってしまいました。
何か、この映画の結末にも似た悲しい出来事でした。------
そんな、この映画のエンディングに流れた主題歌は今でも印象に残っています。
You Tubeで、ずっと探していたのですが、ようやく見つかりました。
연애소설「永遠の片想い」OST – 모르나요
http://www.youtube.com/watch?v=2ehSScra0Wk&feature=related
あれから7~8年、日本で放映される「韓国ドラマ」や配信される「K-POP関連」の音楽も随分と形態が変わってきています。
K-POPのMVは、バラ-ド系の曲には「短編映画」のような抒情的な作品も多いですが、ダンス・ミュ-ジック系を主体にした「打ち込み系」も多くなっています。
なんだか最近、少し「飽きた」というより、少し「疲れ」ました。
韓国ドラマでも続けて観たいと思う作品も少なくなってきました。
個人的な意見ですが、日本のドラマと同じく、安易な設定、安易な作りが多くなってきたような印象も受けます。本国でもドラマ離れは加速しているようです。
そんな少し「疲れた」方も、この映画を観た事ある人も、無い人も、きっと「響く」映画のように思います。。