洋楽「ヴィンテ-ジもの」-7-<ASIA>(エイジア) | サムディのブログ

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野球にはアツく、音楽には穏やかに、韓流にはやさしく、徒然なるままに書いています。

メンバ-全員が主にプログレッシブロック(プログレ)の人気バンドでの経歴や人気もあり、1982年のバンド結成時から「ス-パ-グル-プ」として注目を集め、その後、幾多のメンバ-チェンジを繰り返しながら、2007年以降はオリジナルメンバ-4人で再結成され、活動を続けている伝説のバンドの<ASIA>(エイジア)をとりあげてみます。

分かりやすく言えば、日本で例えるとYMO(イエロ-マジックオ-ケストラ)のように、それぞれが巨匠で「キャラのたつ」メンバ-を揃えたバンドです。実質的には最初の2年の2枚のアルバムが世界的なヒットとなり、その後は「細胞分裂」した個々での活躍という感じです。

2008年と昨年の日本公演を体感しましたが、衰えるどころか、キャリア十分な老練で、音の厚みのあるライヴパフォ-マンスを魅せてくれました。



まずは、世界的ヒットとなった代表的な曲

エイジア(ASIA -「Heat Of The Moment

http://www.youtube.com/watch?v=pKAYzdMYWnY&feature=related



ビ-トの効いたグル-ブ感がありながらテクニカルな間奏も入れた曲

エイジア(ASIA -「Sole Survivor

http://www.youtube.com/watch?v=SknhwBX8QCY&feature=related



プログレの香を残しながら新生ロックを目指したと思われる曲

エイジア(ASIA -「Only Time Will Tell

http://www.youtube.com/watch?v=jnR-uaahrbI&feature=related





これまた、世界的ヒットとなった代表的な曲

エイジア(ASIA -「Don't Cry

http://www.youtube.com/watch?v=40nYZbX0uCM&feature=related






そして、彼らのライヴでいきなり演奏されて、「まさかのこの曲」がメンバ-のうちのひとり(キーボ-ドのJダウンズ)が関わっていたとは。と驚かされたのが、今なお眩しい輝きの名曲のバグルスの「ラジオスタ-の悲劇」です。

バグルス -「ラジオ・スターの悲劇」

http://www.youtube.com/watch?v=lRI94bg-HdA&feature=related

この曲はエイジア結成前の1979年の曲で、テレビの出現により仕事を奪われた歌手の話からラジオの黄金期を賛美した。MTVで放送された最初のビデオで、文字通りこの曲が「新時代の幕開け」でもあったようです。




彼らが活躍したイエスやALP、キングクリムゾン等のいわゆる「プログレ」という分野の曲は、一部のマニア的ファンには支持されていましたが、抒情的で膨大に長い曲も多く、「取っ付きにくい」部分もありました。エイジアでは、短い時間で聴きやすくインプレッションの強い楽曲を中心に押し出し、多くのファンに支持されたように思います。

幾年を重ねても、色あせない「ヴィンテ-ジもの」だと思います。

今度、彼らが来日する際には、是非「ライヴを体感」してほしい。と思います。