ディヴィッド・フォスタ-&フレンズの3回目としては、先日の日本公演のメインゲストでもあったシカゴのピ-タ-・セテラおよびディヴィッド・フォスタ-の盟友のひとりでもあり、シカゴのツインヴォ-カルのひとりでもあるビル・チャンプリンを取り上げます。
ピ-タ-・セテラについては、周りの席にいたオ-デイエンスも呟いていましたが、先日のライヴ・パフォ-マンスについてはやや期待外れでした。
高音がでなくなったヴォ-カリスト特有の高音部は切って歌う点です。
ヒット曲「素直になれなくて」の動画を通して検証してみれば、分かることですが、もともとシカゴの「素直になれなくて」はツインヴォ-カルによって見事なハ-モニ-を奏でていた曲だったということにもあるかと思います。ちよっと衰えたことも事実ではありますが。---
まずは原曲のイメージビデオから、美しいハ-モニ-を聴いてください。
MV
http://www.youtube.com/watch?v=gH29bAs4Gdc&feature=related
引き続いて、シカゴのライブバ-ジョン
Chicago - Hard To Say I'm Sorry/Get Away
http://www.youtube.com/watch?v=sLVKd1lhgOQ&feature=related
ピ-タ-・セテラがひとりで歌った場合。これは2002年当時のもので、今年はさらにもう少し枯れていました。-------
Peter Cetera & David Foster -LIVE 2002
http://www.youtube.com/watch?v=RSP93YCdZTo&feature=related
シカゴでは、ツインヴォ-カルのひとりでもあるビル・チャンプリンのハモリにだいぶ助けられているのではないでしょうか?
現況に近い2008年の彼のライブ・パフォ-マンスです。まだまだ健在に映ります。
Chicago (band)- Bill Champlin Medley (2008)
http://www.youtube.com/watch?v=1Y5mJ8hfv7s&feature=related
アレンジされてクリア-な当時のレコード音源の印象で聴くと、がっかりすることはよくありますが、全盛時の残像・残響を頭の中で補正しながら、懐かしみ等のスパイスを加えながら楽しむのも、「ライヴならでは」の醍醐味でもあるのでしょう。動画を並べて比較すること自体、あまり意味のあることではありませんが、ひとつ言いたいのは、もう少し、ビル・チャンプリンというひとりの素晴らしいア-ティストをもっと知ってほしい。もっと評価してほしい。ということだけです。。