浅倉美香です。




今年は旅行したいなと思って、

色々とリサーチ。

ひとつの候補にしていたスリランカでテロ。



まぁ、100パーセント安全なんて

どの国もありえませんが

日本人もお亡くなりになったという報道を見て

ご家族の気持ちを思うと言葉もありません。



ご冥福をお祈りします。




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このスリランカのテロ。

そして、フランスのノートルダム大聖堂の火災。




私もいつか行ってみたいなと思っていたので

本当にショックです。




これらのことに関する報道や

人々のコメントで、ここ数日私なりに思うことが

ありました。

どう言葉にしたらいいか?迷いました。

ものすごく。

でも、すごく違和感があったので

思った通りに書いてみます。



今から書く私の考えは誰かを否定するものでは

ありませんので、ご了承ください。







もう少し、人間的でも

いいのかなぁと

思いました。




もちろん、私の主観なので

押し付けるつもりはありません。




例えば、自分の親が突然の事故で亡くなったとして。




『これにも何か気づきや学びがあるよ。

これはメッセージだよ。』

と言われたら、すぐにそうだと思えるでしょうか?




私なら、無理です。

だって、悲しいもの。

それ以外の感情があるとすれば

寂しいとか。

親との思い出とか。

ただただ失ったことへの感情が止めどなく溢れ

整理もつかず、溺れそうなくらいに、

いや、むしろ言いようのない悲しみに

溺れると思います。

浸りきると思います。




気づきやら、学びやら、メッセージやらは

もっともっともっともーーーーっと、後の話。




昨日今日で切り替えられる話では

ありません。

そこまで人間って、器用じゃない。




悲しみを感じ尽くす、味わい尽くす時間って

必要ではないのかな?と思うのです。




ノートルダム大聖堂の火災は報道で見ても

それを見ているフランスの人たちが

背中から悲しみを漂わせていました。

本当に深い悲しみや喪失感を。




それを見ただけでも

とても大切なものなんだろうなぁと

行ったことのない私でも思いました。




なのに、それを取り上げる報道や人々は

他人事だからなのかもしれないけれど

それの持つ意味や気づき、学び、

メッセージを中心とした

意識の高い発言が多いのです。




海外のテロで亡くなった人がいる場合もそう。




大切なものがなくなったという悲しみを

そういう感情を感じる感覚自体が

全体的に薄れているように感じました。




これは私も同じです。

つい、成長意欲の高そうなことを

意識高そうなことを言ってしまうのです。




前に進んで行くには大切なことかもしれないけれど

その場に立ち尽くして、大声で泣くわめくような、

または、声にならないような涙を流すような

頭で考えるばかりではなく、

そんな感情を大切にしてもいいと思いました。




それを味わい尽くせば、

学びや気付きは後からできるのです。

まずはまた自分で立ち上がる力を

取り戻さなければ

学びも気づきも何もないのです。




また、感情を大切にすることだけが

人間らしいっていうことはない…

みたいな論議もありえますが

もっとシンプルに…



『自分が大切なものをなくした瞬間に

その言葉をかけられてどう思うのか?』

を考えてみるといいかなと。



自分が本当に大切なものをなくしたその瞬間から

気づきや学びなどの

高いところに心が向かえるのかを。 

傷が癒えた後であれば、そこに導くのは

素晴らしいことだと思います。




厳しい言葉ではなくとも

一見、慰めたり、ポジティブに聞こえる言葉が

誰かを傷つけることもあるのです。



私はひとりの人間として。

会ったことはなくとも、地球で生きる友として

今は何も気づかず、学ばず、メッセージも受け取らず

悲しみを受け止めようと思います。




素晴らしい言葉よりも

ただ寄り添って欲しいと思うことがあります。




私にできることなど

何もないかもしれません。

ただ悲しみに寄り添い、

テロで突然ご家族を失った方や

ノートルダム大聖堂のような心の拠り所を失った方が

自分の力で立ち上がり、何かを感じ取るまで

見守りたいと思います。





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