浅倉美香です。


タイトルの通り、昨年悲しいお別れが
ありました。


お別れというべきか、手放しというべきか。
はたまた旅立ちというか。
失恋ではありませんよー。

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なんと表現していいものかわかりませんが
悲しくて。
寂しくて。
無力で。
虚しくて。
その気持ちとずっと向き合っていました。



人や物事との出会いや別れには必ず意味があって。
それを痛感する出来事でした。



この出来事を通して、
過去の乗り越えられなかったこととも
否応無く思い出し、向き合うことになり、
ダブルでつらかったのです。
この出来事をきっかけに
思い出した過去の傷のほうがつらかったかも。
まだ傷が癒えてないことも痛感したから。


本来なら、過去に乗り越えなければ
ならなかったのに
その悲しみを味わいきらずにごまかして
逃げてしまったから
今になって、その心の傷が大きく痛みました。


喜びも
悲しみも
寂しさも
怒りも
焦りも
悔いも
無も


その感情はその時に味わいきることに
意味があるのですね。
何事にも《旬》があるように。
でないと、本当の意味では前に進めないの。 
寄り道しているだけになってしまう。



今はまだ長くごまかして逃げてしまった過去の傷と
昨年の悲しみを味わっているところです。
でも、少しずつ感情の形は変化してきて
今はとても穏やかな気持ちにもなれています。


ただ、受け止めることができたから。
私は悲しいんだと。
私は寂しいんだと。



大切なことにも気づけました。
私の仕事に対する思いや在り方、
《私》というもの自体も。



忙しさにかまけて、少し色んなことが
見えなくなっていたのかもしれません。
見ようとしていなかったのかもしれません。
忙しさを言い訳に使っていたのかもしれません。



今のこの瞬間の積み重ねが明日や未来を作るのならば
今のこの瞬間の全てをちゃんと味わいきろう。



美味しいところや甘いところだけではなく
苦い部分も味わい尽くそう。


苦味を旨味と思えるくらいに
私自身ももっと成長しよう。



そんな繰り返しが《誇るべき私》になるはずだから。