私、JINっていうドラマが大好きでね。
特に最終回。

それ以外でも、同じ場所の昔と現在の写真が
出てきたりするエンディングも好き。

あぁ、何十年も何百年も前の
名前も知らない人たちが
現在の私たちと同じように同じ場所にいて、
泣いたり笑ったりしてたんだなぁって思うから。

特別な何かはないけど、その映像が
妙に心に迫ってくる。

行き詰まったり迷ったりすると何度も観るんだ。

あれが、現実的ではないとか、そういうのは
置いといてね。

ドラマの中で龍馬が死ぬ瞬間に未来から来た主人公に向かって


ワシは先生が安心して生まれて来れる
未来が作れたかな?

って聞くの。

自分の未来について考えることはあっても
自分が、もう生きていないであろう未来のことを考え、命をかける。

そんな志高いことできる?



花魁が命がけで子供を産むとき


この子は私の夢。
自分の足でどこへでも行ける。
好きな人と手を繋いで歩くことも
できるでしょう。


という。
そんな当たり前のことも許されて
いなかったんだよね。


どんなことも


自分の意志で
選び
掴み
時には迷い
悩み
成功し
失敗し
悔しがったり
喜んだり
泣いたり笑ったりを繰り返し

自分を生きることができる


こんなに幸せなことがどこにあるだろう。

これは昔々のたくさんの名前も知らない人と、
血の繋がってるおじいちゃんおばあちゃんの
そのまた…何代も前の家族がくれた
プレゼントなんだなぁ。


私には子供もいないけど、いつか、また、
生まれ変わってきてもいいなと思える未来を
作りたいとふと思った。


ドラマの龍馬みたいに志高くなくても、
花魁みたいに未来や自由に命を託せなくても、
まずはここから。

自分の未来にブレーキをかけずに、
立ち上がり、歩きだすこと。
自分の未来の可能性を限定しないこと。
言い訳のない生き方をすること。

丁寧に生きるということ。


ここから、始めよう。


{04123EA2-669E-45EB-AB76-864F95A61756:01}