高学歴ハイクラス特化の結婚相談所タイザノット前波です。

 

最近、我が家(前波家)は農泊にハマっています。

簡単にいうと、農家にホームステイしていろいろな体験をさせてもらうというもの。

 

今回のGWは、群馬の農家に泊めていただいたのですが、到着するなりペットの秋田犬をトラックに繋ぎ(トラックを走らせながら犬を散歩させる)、私たちはトラックの荷台に乗り込み裏山へ。もうこの時点で息子のテンションMAX!

 

私有地なので、途中から秋田犬を放し飼いにして、私たちは山道や川を散策したり、適当に選んだ木を目の前でバッサバッサと切り倒すという林業体験までさせてもらい、夜はそのお家の方とお酒を飲みながらご飯を一緒に食べたのですが、その後も満天の星空の下、プロ仕様のバーナーで薪を炊き上げてくれて、東京ではほぼ禁止されているロケット花火や猟師が動物を威嚇するのに使う発火筒(←東京だったら発砲事件と間違われて警察が来そうなロケット花火の何十倍もすごい威力のやつ)をバンバン打ち上げてくれたり、その他タケノコ掘りや屋根登りや屋根裏の空き家探検(忍者ごっこ)等子供が好きそうなことを盛りだくさんでさせてくれました。

 

ちなみに、春休みは静岡のお茶農家の農泊に行ってきたのですが、静岡出身の大学時代の友人に話をしたら「えっ?お茶摘んだり、タケノコ掘るのに(=そんな普通のことに)わざわざお金払うの・・・??」と訝しがられたのですが、彼女の話を聞いた時に、小さい頃から塾通いしたり、公園だって大声を出したらダメ、ボールが遊びがダメ、花火もダメ等々、なんだか限られた空間でせせこましく遊ぶしかない東京の子に比べ、彼女はもっとゆったりと豊かな時間を育ってきたんだな、という気がしました。

 

もしかしたら逆の立場からすれば、「東京で育つ良さ」を感じることもあるのだろうけれど、東京で体験できることって大人になってからお金があれば後からいくらでも体験できることも多い気もするんですよね。

 

よく婚活で、特に東京で私立から育ってきたような方がいい!と言う人が多いけれど、家族を持った時に、それって家族というチームで考えると、世界の幅が実は狭く、奥行きがないとも思います。

 

もし今同じような世界に住んでいたとして、そこに至るまでの過程で、例えば今回の群馬のおじいちゃんのように、まむしと戦い、鹿を捌き、自分で切り倒した木でツリーハウスを作ったり、裏山の竹で巨大流しそうめん装置を作ったり・・・とダイナミックにたくましく育ってきた人と、小学校はずっとSAPIX通いで、中学からはもちろん鉄緑会です!みたいな人だったら、お父さんになった時に子供にとって魅力的なのは圧倒的に前者のパパだと思います。

 

「自分と同じ環境で育ってきた人」同士はどうしてもその枠から出れないですからね。それが果たして本当にそこまでこだわる必要のある条件なのかはよく考えてみてもいいかもしれません。何か大事な部分の考え方が近しければ、むしろ違う育ち方や生き方をしてきた人はあなたの世界やあなたの子供の世界を広げてくれる素敵なパートナーになるかもしれないぞ、とも思います。