朝食をホテルで一緒にとって荷物をまとめるのを手伝った。
TAK「次いつ会える?」
俺「わからない。」
TAK「来年?」
俺「来年まで待てないでしょ。」
TAK「ううん、待つよ。信じて待つよいつまでも。」
その日の夜はBARに出勤しないといけないと言うことで、昼過ぎのバスでパタヤに帰らなければならない。
俺は翌日の早朝便の飛行機なのでもう一泊することになっていたので、TAKの荷物を持ってBTSの駅まで行って、エカマエまで移動した。
とても寂しそうだった。俺も涙が出てきた。それをTAKも見て大きな目に同じく涙を浮かべてきた。
バスに乗って出発。窓際に座ったTAKは涙を流しながら手を振っているのが見えた。いつまでも手を振っていた。俺も手を振った。
不思議となぜかわからないがTAKにあえるのはこれが最後になるのかもと思ったりした。そう考えるともうとまらないほどの涙があふれ出てきた。
虚脱感の固まりのようになった。
ホテルの部屋で一人・・一緒に過ごした2週間。
俺は日本人、TAKはタイ人。境遇も違う。どうすれば一つになれるのか・・・そんなことを考えてもなかなか見つからない答え・・
音楽を聴いて過ごした。
一緒に撮った写真を見てると寂しさがこみ上げてきた。
夕方電話が来た。
「今部屋についたよ。思ったよりバスが早かった。」
TAKが電話で話すときは、ゆっくり英単語を引っ張り出すようにしゃべる。
そのあと俺は外に食事をしに行った。見慣れたバンコクの景色も、屋台のTシャツも何も目に入らない。頭の中はTAKで一杯だ。
そして夜9時頃TAKからSMSが入ってきた。
「元気?僕のBF!今何しているの?」
俺も返事をした。「元気だよ。部屋でTV見ている。いまBARで仕事中じゃないの?休んだの?」
TAK「ううん。BARにいるよ。でも客も少ないのでSMSはできるのさ。」と
俺はでも返事はしなかった。だってその後客にOFFされるかも知れないし、OFFされたら返事来ないだろうし。仕事とは知ってても・・