その後TAKから長いメールが来た。
TAK「略 僕はけーたのこと本当にすき。疑ってるのかも知れないけど、けーたの寛大な心と、いつも一緒にいて安心できる。ほかの人はみんなお客さんだよ。お金が欲しいだけ。でも、けーたにはいろんな気持ちがある。もしけーたが僕だけを一生愛してくれるって約束してくれるならBARはいつでもやめる。」
俺は嬉しかったと同時に、「一生愛してくれる=一生お金の面倒を見てくれる」とも受け取れた。ただ俺はタイに住んでいない。TAKはタイ人。
できれば俺もタイに住んで仕事を探してTAKと一緒に生活しようかと徐々に考えが大きくなってきた。一緒に生活することが俺にとっては面倒を見るという考えだと思っているからだ。しかしよくタイのGOGOBOYやGOGOGIRLも仲良くなった客に恋人と称して毎月送金を要求する話は聞いてた。そんなことを考えると、TAKも毎月送金してくれることが面倒を見ることと考えているのかも知れないと俺は思った、でもTAKから送金を求められたことは今まで一度もない。
またメールが来た。
「けーたへ。僕はいつでもけーたのことを思っている。BARでの仕事はいつでも辞めることができるけど、僕のように勉強をしていない人は仕事がなかなか見つからないし、お金のいい仕事は見つからないんだ。BARの仕事はそんな僕にとって簡単な仕事。
お客さんのことは好きじゃない。お金が好きなだけ。分かってくれる?早く会いたいよ!早く戻ってきて。」
前回の訪タイから戻って1ヶ月。たった1ヶ月。
もういてもたってもいられないぐらいの気持ちになった。
冷静に考えるとGOGOBOYの常套手段とも思える型にはまっただけかもしれないが、もうどうしてもTAKに会いたくて、日程を無理矢理調整して、2週間のOFFをとって完全プライベートで行くことにした。これがタイへ行くのは2回目のプライベートだけでの旅である。いろいろ予定を立て、TAKにも連絡した。
「本当?もうちょっと我慢すればけーたにあえるの?」
TAKの最終目的は俺からの送金を要求し実現することなのか?それとも別の夢があるのか?そんなことより、俺の気持ちに正直になればTAKといると自然な感じが不思議とするのだった。
やっぱりTAKが好きや。会いたい。