昨年の仕事の一例です。

リサイクルの、銘仙、お客様の憧れで、被布にしてみたいとのご依頼でした。

被布衿コートでなく、室内で着る 被布です。

よく、ドラマの大奥などで着てるアレ!です。💞

被布衿コートは、脇に襠(まち)はありませんが
室内でも着れる被布には襠があります。

で、色々と相談して、身丈なども、色々と悩まれました、で最終的には少し長めの7分丈、前下がりがあるので、少し長めにみえます。

で着物からなので、すこし、背縫いなども柄の配置をかえることができます。
そこは、現代の技術を利用して、写メを送り相談、お客様にも、色々と悩んでいただきました。

大きな市松になってるので、それをどんな配置にするか、ピタッと揃えると、なーんだか、面白くない!丸い雪輪が大きな、輪っかに、かといって間に入れると、またまた、いまひとつ なので、すこーしだけずらす!
これやねー!💕ということに


半分ずらすと、雪輪が近づくしあまりスッキリしない



間に入れると、雪輪が〜大きな円になっている


少しだけの重なりにすると雪輪もなんとか、我慢の出来る範囲であるのと、なんとなくスッキリ!


あとは、被布の衿にもこだわられました。丸い衿が主流ですが、好みはすこし角が立ったくらいの四角い衿を希望されました。

せっかく楽しんで誂える着物です。
色々な事をお客様とともに悩んで、産みの苦しみ、いえいえ、楽しみをしていただきました〜。💞

皆さんも、こんな風に、和裁士と色々、創意工夫して、自分のお気に入りを作ってみませんか?

いつでも、相談に乗りますよー💞