はじめまして。
お片付けチームTidytree(タイディツリー)の赤嶺知矢子です。
私は、
お片付けに行動経済学を組み合わせて
「お片付けに向かえない理由」
「なんだかモノが増える理由」
「望んでないのに気付いたら同じ選択をしてしまう理由」
など自分にとってのマイナスを知って、
それをプラスに変えるための
「片付けに向かえる仕組み」
『片付けはちょっと…』という苦手意識からスーッと
抜けられるような考え方や方法をお伝えしていきます。

では、まず
行動経済学って何??からお話しますね。
お片付けなのにいきなり「経済学」が出てきてびっくりしたと思いますが
お片付けがモノと向き合う行動である以上、経済とは切り離せません。
モノには全て原価があります。
そしてモノの消費行動に人間の感情も確実に働きます。
察しの良い方はお分かりでしょうか?
ざっくり言うと、行動経済学は
心理学と経済学が合わさった新しい学問です。
以下、「行動経済学が最強の学問である」より一部抜粋です。
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経済学は「経済活動における『人間の行動』を解明する学問」です。
お金が動く「経済」という枠組みの中で、
人はどう行動するのか、それはなぜなのかを、明らかにし理論化します。
そして「人間は常に合理的に行動する」ことを前提にしています。
ただし、人間を研究対象にしているのに非合理な人間の心理面が考慮されないため、
全ての「人間の行動」を解明するには限界がありました。
そこで新しく出てきたのが、行動経済学です。
「人間は非合理に行動する生き物である」ことを前提に、
伝統的な経済学に心理学面を加えた経済学です。
これは人間の「非合理な意思決定のメカニズム」を解明する学問で、
それはつまり人間の行動を理解することが出来る学問ということです。
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どうでしょう?
難しいですか?
文字にすると難しく感じるかもしれません。
ですが、行動経済学の理論を用いた戦略を知ればすぐに理解できます。
そして、行動経済学を知ると
この社会が如何に巧妙に自分を動かしにかかっているかが分かります。
Amazonで買いすぎてしまうことも
Netflixでエンディングが流れないことも
TikTokで時間を溶かしてしまうのも
スーパーで予定外に買ってしまうのも
ぜーんぶ行動経済学で説明できます。
逆に言えば、
この世の中のビジネスの仕組みを知っていれば
望まない自分の行動を防げることもたくさんある、
ということです。
お片付けに意志は必要だけど
意志だけに頼ると、挫折しがちです。
だからこそ、意志だけでなく
自分が望まない行動をしてしまう理由や
望まない行動をしてしまう社会の仕組みを知って
自分が望む行動をするように
選択を変えていく。
選択が変われば、片付けはできます。
「片付けができる」を積み重ねれば、必ずすべての場所が片付きます。
大丈夫です。
仕組みを知る。自分の選択の理由を知る。
次の選択の場面では、選択を変えられる。
望む行動に自らを切り替えられる。
それはつまり、
家の中のモノが減るかもしれないし
スマホや動画で時間を溶かさなくなるかもしれないし
「買いすぎた」と後で後悔しなくなるかもしれない。
モノが減れば片付けも楽になる。
無駄遣いも減る。
時間を溶かさなければゆっくり寝れるし
片付けの時間もできる。
それが私の考える「行動経済学×お片付け」です。
まだピンと来ない方も、少しずつお伝えしていきますので
お楽しみに♡