写真整理カフェでも人気があるのが、
子供の作品のデータ化保存です。
というわけで、
今回は、
実家から発掘した
とても古い作品をデータ化したお話です。
実家の写真整理をした際、
古いアルバムと一緒に
姉の自由研究が出てきました。
1972年夏休みの、
鳥取砂丘へ家族旅行に行った思い出です。
↓↓作品は、B3サイズの画用紙をとじたもの。
もちろん手書き。当時の切符なども。
画用紙が黄変し、
角も擦り切れて
当時貼ったものが
ところどころはがれていましたが、
内容が面白く、よくできているので
データ化で保存することにしました!
↓↓留め具を外して、1枚づつSV600でスキャン。
|
↓↓スキャンしたページは
こんな感じ。
↓↓中には、砂丘の砂をそのまま貼った絵や
↓砂丘の植物のページもあり
よく残っていたと思う反面
かなり劣化してはがれ落ちているページも。
ずいぶん時間はたってしまいましたが、
データ化で残して良かったと思いました。
さて、データ化のあと、できたあと
現物の自由研究を
どうするかについて。
今回の場合、
当面は保存しておくと思います。
でも、今後3年か5年か、そのぐらい先になって
気持ちの上でもういいな、と思ったら
何らかの形で
手放すと思います。
※姉の了承ずみ。
これまで、
自分のものだけでなく、
写真整理カフェに来て下さる方の
本当にたくさんのアルバム、
作品などをデータ化してきて
思うのは、
データは現物のよさを絶対に超えられない。
ということ。
手をかけた作品や
親が丁寧に作ってくれたアルバムは
書いた人の筆跡や
それを作った時間そのものが残っていて
データ化したものは
そのレプリカにすぎないわけです。
なにものも
リアルにまさるものはない。
でも、
人が、50年60年70年生きていくと
思い出って増える一方で
この先、
家のこと、
子供のこと、
自分自身ことを考えたら
ずっと保存しておくことは難しい。
大切な思い出を
何かの形で残すとしたら
今の世の中なら、
やっぱりデータ化は
はずせない選択肢なわけです。
データは一番じゃない。
だけど、
二番以下でもない。
・・・と思いませんか?
現物を残せるに越したことはない、
でもそうできない時に、
データ化はベターの中のベストでだと思うのです。
紙でもデータでも、
思い出そのものが
褪せるわけではないですよね。
モノ=思い出ではないのです。
今日はここまで
******************************