不登校気味の娘を学校まで送迎した



GW明けは行きしぶりが出ると思ったが以外にもすんなり行けた




夕方学校まで迎えに行くとお友達もついでに送ってと言われ快く送る事に




初めて見るお友達だけどすごくしっかりとしているお嬢さんだった




挨拶をして車に乗り込むと




娘と会話をしながらも私にも話しを振ってくる



お母さんはお仕事されてるんですか?



お父さんはどんなお仕事を?



私は絶対大学は良いところに行きたいんです



そして良いところの企業で働きます



将来的には給料が良い方がその後の人生も大きく変わりますし







すげぇ







すげぇすげぇすげぇ





すでに人生設計が出来ている



横で娘はたいして気にもとめず半ば話し半分に聞いている感じだ





同じ年齢でこうも違うのか




同じ年月を生きて過ごしているのに




こうも違うのか





やっぱり家庭環境と親の育て方



親がどれだけ世の渡り方を知っているかも大きい





娘がお父さんは◯◯◯の仕事してるよ


と言うと



お友達は



えぇ、、じゃあ親に感謝しないと行けないよ




娘が私もお父さんと同じ◯◯◯で働こうかなー


と言うと



いやいやちゃんと給料が良いところじゃないと将来困るよ





うちの金銭事情も知っている




親が話すのだろう



こういう職業は給料が低いのよ



とかなんとか





本を読むのが好きなのでそこの本屋さんで大丈夫です


と言うので本屋で降ろした




きちんとお礼も言い



このお礼は◯◯ちゃん(娘)にお渡ししておきますね



と言うので



そんな全然気にしないで良いのよ〜



と言うと



そういう訳にはいきませんので




と深々と頭を下げてくれた




いやー






完ぺき




完ぺきや





気持ち良いくらい完ぺき






完ぺき過ぎてモヤモヤする







娘と二人きりの車内で


あのお嬢さんしっかりしているね



とすっかり感心していると




娘が



お父さんの仕事の給料バカにしたからムカついた…



と言ってきた





わたしはとっさに




おっ、そんな事でムカつくなんて案外お父さんの事、好きやーん




とおちょくる様に言った





こういうところだな


うん



こういうところだ




子どもの気持ちにきちんと向き合わず軽く受け流しうやむやにしてしまう




そりゃ家族もバラバラにもなるわな




こういう場面の時になんと子どもに声をかけるのが良いか分からない




大事な場面だった様な気がする




もっと頭良くなりたい