最後にブログを載せてから


数ヶ月が経ちました




全くブログから離れていたのにも関わらず

何故かフォローしてくださるので



自分自身どんなブログを書いていたのかチェックしたいのに





あいかわらずのアナログ女なので



横文字が理解できず意味不明すぎて




見れません




ただ奇跡的にここまでたどり着く事が出来てなんとかブログを書いているのですが




このブログもはたして更新出来ているのかさえ怪しいです

 



機械オンチのアナログ女は時代についていけないのです





いや




時代のせいにしているけど




思えば




小学生の頃から機械が大の苦手でした




かつて



歌のベストテン




という歌番組がありまして




当時の若者たちはそれはそれは夢中になって

見ていた番組の1つだったと思います




わたしももれなくアイドルたちがカラフルなフリフリドレスに身を包み



可憐に可愛く歌い踊るのを



目をキラキラさせて夢中で見ていた1人でした





ある日




姉が



お風呂に入るからもしも聖子ちゃんが出たら必ずラジカセに歌を吹き込むように



との命令をされました




当時、その命令は絶対に失敗してはいけないミッションでした




聖子ちゃんが歌い出すと同時に録音ボタンを押さないといけないのです




歌い終わるまでは




家族は物音をたててはいけない無音にならないといけない例のやつです




くしくも姉がお風呂に入っている時に



白いフリフリドレスに身を包んだ聖子ちゃんが登場してきました




その時からわたしの頭の中は大事なミッションの事で気が気じゃありません



聖子ちゃんが聖子ちゃんカットを指でクルクルさせながら近況を話している時も



録音…歌い出したら録音ボタン押さなきゃ



と心臓バクバクです




それだけ当時の若者にとって



ラジカセに歌を録音するというのは命の次に大事な事でした




いや




命の次は言い過ぎですがそれくらいに大事な事なのです




いよいよ聖子ちゃんが舞台の真ん中に立ちました



後は



録音ボタンを押すだけです



歌い出したので録音ボタンを押そうとしたら



間違えて巻き戻しボタンを押してしまいました



あぁぁぁ



イントロが始まっています




焦ったわたしは



急いで早送りボタンを押しました





キュルルルル ガシャン

キュルルルル ガシャン



アレ…えっと



また巻き戻し押すのか?



キュルルル



そうこうしているうちに




Aメロが歌い終わりました




えっと…えっと…




キュルルル ガシャン



の繰り返しで




気づけば




わたしは放心状態でラジカセに録音しなければならないミッションを




放棄しました




機械がわからな過ぎて




放棄するしかなかったのです




お風呂から出た姉が



録音した?と大事そうにラジカセを持っているのを



遠い目をして見る事しか出来なかったのです




年が離れているので喧嘩すらした事なかった優しい姉が



録音されてない事に



劣化のごとく怒った事で



その日に



その瞬間に



わたしの機械オンチが出来上がりました





アラフィフになった現在も



機械オンチは現在で



アナログ女は機械という機械





カッコつけた言い方をするならば




デジタルというデジタルを避けてきたのですが





なんとかブログを書くというところまでくる事が出来ました





んまぁそんな事はどーでも良いとして




タイトルにあるその後のわが家の転落人生…




前回のブログはどんな風に終わったのかは分かりませんが





息子はやってはいけない事をやってしまい



現在



家にはおりません