私は私であって、
その人はその人で、
他の誰かが変わりになるなんてない。
当たり前のことなんだけど忘れていた。
誰かを誰かで埋めるなんて無理だ。
それを思い出した瞬間、全く泣くようなシチュエーションじゃなかったのに涙が溢れた。

感謝や想いを伝えたくても伝えれなくなってしまった事が悲しくて苦しくて余りに辛い。
まだまだ現実を受け止めるのは出来ない。
でも、無理に受け止めなくてもいいのかな。
会いたいよ、声が聞きたいよ。
何にも親孝行してあげられなくて、ごめんね。
病気してる私じゃなくて元気な姿を見せたかったな。

そして、どんな状況になっても想いを伝える事が出来るなら伝えようかなとも思えた。
それで落ちたとしてもまた這い上がればいいだけのこと。
伝えるのに伝えないなんて勿体ない。
言葉にしないと想いは何にも伝わらない。
恐れないで前に進んでみようかな。