野球解説のシーン。
これ、さいこーに面白かった!
武村さんとさっちゃんの2人の会話を
野球に例えて解説していくんだけど
実況の声が一瞬ダレ?と思っちゃうくらい
競りのダミ声みたいな、なんか喉から出してるような声で笑
こんなこともできるんだなぁって
嬉しくなっちゃった。
もうっ、俳優鈴木勝大大好き!
無表情で首にコルセットして解説って
どんな状況。。
花火大会のシーン。
ここはここまでで一番好きな場面。
みんな集まってくつろいで、それぞれ夫婦や彼女と寄り添い
打ちあがる花火を眺める。
真夏の果実のイントロが始まって
照明で本当に花火が打ちあがってるかのように
舞台の上を照らして、顔に反射する光。
長谷川くんは一人で空を見上げていて
その表情がとっっってもよくて
このまましばらく時間止まってくれたらいいなぁ
この表情ずっと見てたいなぁって
花火じゃなくて、花火を見上げる勝大くんの顔見てたいなぁって。
そこへスミさんがそっと後ろから
息子をうちわで扇いだり、自分のお酒を息子にあげたり
エレキテル連合の変装した人が
お母さんとは気づいてない長谷川くんの不思議そうな顔と
スミさんの心情とが重なって、結構そこで泣いた。。
で、突然の空襲で
一瞬にして散り散りになり終わる花火。
この後、特攻に行く事を告げられて
頭の整理がつかないまま
なんで?なんで?と隊員達の心の声が響き
切ない胸に風が吹いていたの曲。
食堂で特攻が決まったことをスミさんと話す時
お互い冷静で、実際こんな感じになるものなのかなと
多くの隊員たちは、家族に会えずに亡くなっていったんだろうけど
会えた人がもしいるなら、こんな感じだったのかと
こればかりは想像がつきません。
長谷川くんがいなくなった後に
津田分隊長がスミさんに言った言葉
「申し訳ありませんが、息子さんをいただきます」
津田さんも母がいるだろうし、奥さんを残していくのに
分隊長として部下の母親に謝る姿
これはきついシーンだったな。。
スミさんも分隊長に息子の命を預けるしかないのだから。
長谷川くんは冷静で、比較的事実を受け止めて
自分で消化しようとする役だったなって思う。
お母さんが来ても、身体の心配をするんだけどぶっきらぼうだったり
特攻が決まっても、弱みをお母さんに見せることは最後までなかった。
強がってる、のかもしれないけど、
そういう役柄が実際の勝大くんにちょっと近くて
長谷川伍長のリアルを観る方にも感じさせてくれた。
現代とも通じる、息子の姿。
浜辺での最後の母子の会話。
誰かにいくら返しといてとか、明後日のお母さんの誕生日に
プレゼント用意しておいたから明後日開けてねとか
普通の会話。
でも、プレゼントを明後日渡せないことだけは事実。
あの場面で涙も見せず、息子の言う言葉をただ聞いている母の姿に
リアリティがないような気がしたけど
黙って聞き流さないと耐えられない状況だったんだろうか。
スミさんが息子に、手作りのハチマキを渡して
「出撃の時、これをつけてちょうだい」と。
「あんたがどこにいるか分かるように」って。
赤や水色、白の混じったハチマキ。
分かったって普通に受け取っていたけれど
どんな気持ちだったんだろうね。
母としては、甘えてくれた方がまだ良かったかもしれない。
泣き崩れて怖いって言ってくれた方が良かったかもしれない。
特に普段と変わらず、また出かけて帰ってくるかのように
そんな振る舞いをされると余計つらくなる。
あんなに小さかった息子が、今は自分の意思を持ち
感情を押し殺して、国のために家族を守るために
出撃することを決意できるまでの歳に育った。
そんな思いになるのかなって。
自分の息子はまだまだ甘えん坊だから
特攻隊員や勝大くんくらいの年頃になった時の
母の気持ちは推し量るしかないけど
日々少しづつ成長していく姿を見ていると
前より甘える時間が減って、自立して行動する事も
多くなってきたなぁと
いつかは勝大くんくらいの歳になるんだよなぁって
そんなことを考えてしまう。
お風呂を沸かしに立ち去るスミさんの
後ろ姿に深く一礼する長谷川伍長。
このシーン、とても好きです。
涙が止まらなかった。
つづく