リミット第9話、感想です。
ドラマ、原作ともに大きなネタバレあります。
今回ニコ生でTV放送の方に集中できず
後で録画をもう一度見ました。。
今回は日向くん回と言ってもいいくらい
衝撃展開でした。。
結果は知っていたので、この回を生実況するって
一体どんなことになってしまうの?
非難轟々になったりしないの?
そういうシーンを本人が見るって
どんな感想になるの?と
疑問だらけ不安だらけで。
でも、こんな大事な回を
勝大くんと一緒に見られるっていうのが
本当に嬉しかった。
欲を言うなら、コメント機能がなければ良かったな。
これ思ってる人多いんじゃない?
シリアスなシーンを
キツイ環境の中、痛む心理の中
演じたその心を聞きたかったんだけど
コメントに持ってかれてしまい
核心に触れた大事なとこがあまり聞けなかった。
湿布の枚数で水希が日向くんを疑い始めて
森の中で何かを探す日向くんに出会う。
「何してんの?」
「ちょっと、落し物」
「何を?」
「たいしたもんじゃないから」
水希に問われて、うやむやにしてる日向くん。
勝大くん自身は、本当の事を突っ込まれると
嘘がつけない人だから一瞬反応が鈍くなるところあって
なんかその時の勝大くんを思いだしちゃったけど
日向くんは自然にごまかしてた。
「飲む?」
「ううん」
話をそらすためか、ペットボトルの水を
水希にすすめたけど、断られた時の間が
なんとも言えず上手くて
こういう間を取れる役者さんっていいなぁって。
特に過ぎちゃいそうなシーンだけど
結構好きなところ。
その後自分でペットボトルの水を飲むんだけど
あえて飲み込む喉の音を入れてるのは
日向くんの内心の焦りを表してるのかな。
なんかその音で緊迫感が増した。
「指、ケガしたんだって?大丈夫?」
「え?」
「さっき、神矢が…」
「あ、かすり傷だったからほっといたら治った」
指を怪我した事水希に聞かれて
それは咄嗟の嘘だからきょとんってなって
うやむやにしようとした時の目の泳ぎ方が
絶妙だった。
演技が自然。
わざとらしくなって、日向くんの心境を
うまく表情と行動で表現してくれてた。
いや、状況的には不自然極まりないんだけど
その想像を超える状況で
妙に冷徹な日向くんを見せてくれた。
「なんで?どこでケガしたの?」
「どうしたの?変なヤツ」
あー、文章でうまく書けないけど
この一連のシーン、勝大くん目が笑ってないの。
顔は笑顔なんだよ?
「ねぇ、日向。川行かない?」
水希に川に誘われて、「うん」って言うんだけど
やっぱ目が泳ぐんだよね。
日向くんが本当に悪い人じゃないって
そう思えるんだよ。その演技で。
川のシーンで水希の頭を押し付ける時
ジャケット脱いで、腰にしばって、腕まくりして
BGM流れてって演出
うーん、やっぱり好きな人が
恐ろしい人であるかのような演出は
堪えるというか、Mっぽい気分になるというか
ものすっごい複雑な気持ちになる。
ある意味、中世的な日向くんに
男を感じるシーンでもあった。
そして、勝大くんに男を感じるシーンだった。
水希が誤って川に流しちゃったペットボトルを
急いで川に入って取りに行く日向くん。
拾って振り返って満面の笑みで名前呼ばれたら
もう犯人なんてどうでもいいって
そう思ってしまうかもしれない。
犯人がどうでもいいというか
日向くんが犯人であってもいいというか
極限状態の中、このまま時が止まってしまえばいいのにと
そんな風にさえ思った。
回想シーンでは、勝大くんのスイミングが見れて
これは本当にありがとうございます。
クロール、普通にうまくて決まってた。
皆と合流して、今まで通り気を遣う優しい日向くんに
モリ子が言う。
「いつまで善人ぶってんだよ。殺人犯が」
この時も、真相をつかれて戸惑う日向くんというより
モリ子に殺人犯扱いされて可哀想な自分を装う
日向くんの表情だった。
悪人。そういう感じがした。
それと同時に、すごくキレイな顔で瞳で
悪人になればなるほど、徹すれば徹するほど
勝大くんは美しくなるんだなぁって
変に感心してしまった。
「助けがくれば全部はっきりする。
薄井さんのことも警察が調べてくれるし
~帰りたい」
水希がそう言った時の日向くん
何かを決意したような顔してた。
今帰るわけには行かないっていう。
皆が寝静まったシーンでは
怯えたような目でまるまってフードを被って
一点を見つめて、何に怯えているの?
もう後には引けない自分に…?
明け方いなくなってる日向くんを探しに行った水希。
地面を必死に掘り返す日向くんに出会う。
下をうつむいたままの日向くん。
気持ちを作ってる勝大くんが
なんかもう見てられなくて
しんどかった。。
日向くん、真相を突き付けられて
豹変しないんだよ。
いっそのこと豹変してくれた方が良かった。
水希を抱き寄せて、そのまま告白していく。
「ずっと、ずっと怖かった」
何度見ても、どうしても引き込まれて
涙が溢れて止まらない。
一体自分は日向くんに共感しているのか
勝大くんの演技の苦悩を感じるのか
それともなんなのかわけわかんない。
言えるのは切なくて苦しくて
原作を読んだ時も、勝大くんがこれを演じるのかと
複雑で痛くて、でも楽しみで
心の弱さ、闇、重い罪、愛…交錯して
好きな人を保身のために手にかける
日向くんの心理をどう解釈して演じたのか
それを知りたかった。
勝大くんは役作りをしないと言っているけど
それは四六時中役に入りませんよということで
高性能スイッチで役と鈴木勝大が
入れ替わっているんだと思う。
このリミットの撮影は断続的に2泊3日で泊まり込み
撮影していたことを考えると
その間は役から抜けられなかったことも
あったんじゃないかなって
携帯の電波も入らないところで
鈴木勝大に戻る瞬間はあったのかなって。
その間はしばらくブログも更新なくて
勝大くんは人といる時、仕事中は更新しない人だから
その期間が自分的にもすごく辛かった。
でも、黙って仕事を終えて帰ってくる
鈴木勝大に戻る時を待つしかないよねって
そんな風に思ってた。
このシーンを見てしまうと
やっぱりその時の事が思い出されて
“聖地”のブログ更新あった時も
とても複雑だった。
きっとキツかったんだよね。
でも、日向くんって人物がすごく迫ってきて
心を奪われて吸い込まれて
ドラマに集中して見入ってる自分がいる。
それって、勝大くんの苦しんで生み出した
日向晴明って1人の普通の高校生が
自分が自分でなくなっていく極限状態を
こちらに痛いほど伝えてくれてるってことだから
なんだかとっても嬉しい自分もいるの。
勝大くんが勝大くんでなくなる俳優のお仕事。
それを見ていきたい。
改めてそう思わせてくれた。
「ごめんな、今野」
泣きながら、ずるいよ。
勝大くんになら、いいよ殺されても
ってそんな風に一瞬でも思ってしまった自分が怖い。
子供がいますので、まだ死ねません。
死ねませんけど、大好きです。勝大くん。