駅に向かう線路沿いの道に、スミレが生えています。スミレは種をはじけさせて遠くまで飛ばすので、10年ほど前はほんの一角にちょろっと生えていたのが、年々その版図を拡げ、今では歩道と車道の境目に沿って延々と並んで、春になると薄紫の地味な花を咲かせます。
今は冬なので縮こまっているけど、ちょっと、春を期待している感じ。
ところが、ここ1,2年の間に、どこからか笹がやってきて、スミレがこつこつ開拓してきた道路の境目を占拠し始め・・・その繁茂の速さときたら、まさに破竹の勢い。去年の夏から秋にかけ、どんどんスミレを追いやり、覆い尽くしてしまいました。
もう次の春には花は咲かないだろう、そればかりか、笹に負けて枯らされてしまうにちがいない、と諦めていたのですが、久しぶりに駅まであるいてみると生い茂っていた笹がキレイに刈られていて、なんだかスッキリ!
しかも、笹だけ刈ってちゃんとスミレの苗は残してある・・・・!この地味な草が、春には可憐な花を咲かせることを知っている人が、整えてくれたんだな~と、ほっこりうれしくなりました。
また春になれば、花を咲かせ、種を結ぶことでしょう。(咲かせず種を作るという器用な真似もできちゃうけど。)
しかし!笹は地下茎を伸ばして生長する植物。
地上部を刈り取ったところで、それは一時の気休めでしかありません。
暖かくなって元気になるのは笹だとて同じこと、またすぐにあたりを覆い尽くすでしょう。道路管理者の方に、こまめに笹刈りをしていただきたいと願わずにいられません。
⇩刈り残された笹が、隙あらばと反攻の機会をうかがっているようです・・・・。

