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・ サーバーシステム
・ 敷居の低さ
・ サポート仲間システム
・ 物流システム
・ 生産の楽しさ/気軽さ
・ 「まんたん」システム
・ パーティの組みやすさ
・ ストーリー、ラスボスの存在
まあ、プレイした人なら、ざっと読んで
理解できるポイントじゃないかな、とは思います。
まずは、同じキャラで、プレイ中、サーバーを
自由に選択してプレイできるシステム。
これ、実際、すごいことだなあ、と思います。
MMOは、ゲームの性質上、
「ひとがたくさんいてほしいとき」
「そうでもないとき」
などハッキリわかれることが多いと思うんですが、
それをサーバーを変えることである程度調整できる、と。
人数が集まるサーバーでパーティを募り、人の少ないサーバーで狩りにでかける。
そういうことができるわけですね。
なかなかないゲームシステムであり、
構築も「ものすごく」大変なシステムだと思います。
「キーボードなしのひと向け」「ひとりプレイ向け」などなど、
サーバーによって特色をつけているのもうまい感じで、
このあたり、見事なゲームデザインでしょう。
思いついてもなかなかやれないことです。
それをしっかり構築し、ゲームとして過不足なく実現する。
まずは評価しないといけないポイントです。
一方で、サーバー選択式になったことで、「前に知り合った人と偶然もう一度出会う」確率とかは
減ってますが……まあ、これはよしあしってことで、デメリットと考える必要はないでしょう。
つづいて、「MMOとしての敷居の低さ」。
これはもう、かなりのレベルですね。
他のプレイヤーとのパーティプレイをしなければ倒せない敵は、
ほぼラスボス+αぐらいしかいないし、
一人プレイでできないことは、ほとんどないといっていいでしょう。
現状対応不能なボス戦にしたって、たとえば、
サポート仲間に「めいれいさせろ」が使えるようになるとか、
レベルキャップが外れるとか、その程度で十分対応可能にでしょうし、
ゆくゆくは十分サポート仲間だけでプレイできるでしょう。
短時間プレイへのサポートもイロイロと用意されており、
時間をたっぷりかけて少しづつすすめたほうが
何かと楽になるような設計もあるようで。
職業しばりも、上にあげた部分を除けばほとんどないに等しく、
プレイヤー側が微妙な効率の差をもとめて「勝手にしばっている」部分が
むしろ目につくように思えます。
このあたりは、難易度設定も含めてバランス調整の問題かもしれませんが。
総じて、「MMOにありがちな敷居の高さになりがちな要素」を
丁寧に排除してある、といえると思います。
さて、そのソロプレイのしやすさを支えるキモが、サポート仲間システムですが……。
これ、どうなんでしょうね?
もちろんこのシステムは見事で、ずっとソロプレイの幅を広げています。
これがなければ、ゲームは回らない、といっていいでしょう。
普通の、これがないMMOと比べれば、神システムといってもいいと思います。
でも、もともとDQ9などがもっている、
ルイーダの酒場と比べてみると、どうでしょう?
「オンラインゲームらしさ」をみせるためにはおもしろい手法だったとは思いますし、
ないよりはあったほうがずっといい。
でも、現状は、オフラインのシステムを「オンラインらしく」するために、
いろいろと失ってしまったものもあるようにも思えます。
それを考えると、まだまだこのあたりは改善の余地があるように思えます。
現状でも、プレイヤー側に工夫の余地があり、使っていておもしろいシステムなのは
確かで、十分評価できるところなのですけれども。
<続く>