●新・光神話パルテナの鏡 

「ポケノブ」をいったん中断して、3DS「パルテナの鏡」プレイ開始。

イベント会場などでは一切プレイしてないので、これが正真正銘の初プレイ。

とりあえず、2ステージほどクリア。


まず驚くのは、その見慣れない操作性。

最近の3Dアクションゲームは、基本が

いわゆる無双アクション式か、FPS式かでもう完全に固定され、

その上にナニを足すか、で個性を出してきたような感じになっているけど、

そこを真っ向から覆してきた。


どちらかという、PCゲームの、キーボード+マウスでプレイするFPS/TPSを

3DSの十字キーとタッチペンで再現し、アレンジした、といった方が近いかな。

かなり新しげなワリに、完成度の高い調整が入ってるのはそのあたりが原因か。


正直、いまのところ、なれない操作性に戸惑うところがつよい。

ただ、なれてしまえば楽しそうだな、と思うところも多いので、

これはしばらくプレイしてから判断してみたいところ。


台座あり、なしの両方でプレイしたけど、とにかく左手が痛くなる。

ステップやダッシュにそなえ、左親指は柔らかく構えたいのに、

L1ボタンを抑える必要から、なかなかそうならないのが苦しいところ。

結果として、ささえる左手の腹のところに負担がかかる印象だ。

うーん、L1ボタンの操作については、もう一考できそうな……。

でもまあ、序盤の感想だから、まだわからんかな。



個人的に、「おっ」と思ったのは、ずいぶん懐かしいタイトルを継いでいるのに、

旧作の要素をムリに引き継ごうとしていないこと。

こういうタイトルだと、「はい、旧作要素ですよ-」って感じに

旧作のシステムやキャラクタをムリヤリアピールしてくることが多いように思うけど、

そのへんはパルテナとの会話でジョークに落とし込んでいて、

ゲームとしてはほとんど登場してこない。

もちろん、モンスターの造形など、「あ、こいつアレか」というところもあったりはするんだけど、

こっそりとした印象なんだよね。

ゲーム本編の価値に自信があるがゆえの判断か? いまのところは好印象。


いずれにせよ、最近あんまりみなくなった、

「ガンバッテうまく操作しよう!」というタイプのゲーム。

満点の価値があるのかはさすがに疑問だけど(笑)楽しめそう。


おっと、プレイ時には音声が必須だ。

プレイガイドもチュートリアルもシナリオも、全部音声のみで進行するので、

音がないと非常にきびしい。下画面にテキストでてるのかな?

さすがに視認してる余裕がなかったし、でてても読めなさそうだ。


電車の中でやるようなタイトルではないので問題ないとは思うけど、

プレイ環境をしばるものであるのは間違いない。

むしろ、その辺限定してでも娯楽を追及する、という姿勢なんだろうね。