昨日感想をかいた「キャサリン」ですが、
難易度緩和のパッチがあたることになったそうで。
すばらしい。
何がすばらしいって、発売が木曜で、パッチ配布を日曜に発表できるすばやさ!
感想があがりはじめたのは金曜でしょうから、1営業日+2休日。
いい反応ですね。ユーザーの反応をすばやく吸い上げる姿勢は、
やっぱりとてもいいこと、としてほめておくべきでしょう。
もちろん、「最初からカンペキなものだせよ」って意見もあるかとおもいますし、
それもごもっともかと思いますけど、
やっちまったあとの対応としてはカンペキに近いでしょう。
まあ、配布するものの内容にもよりますけどね……(笑)
あと、こういうのが元で、パッチ前提のゲーム作りがされないか、
みたいな不安も感じるかもしれませんが……。
まあ、PCゲームとコンシューマゲームでは、ちょっと状況が違いますからね。
PCゲームのパッチあては、自社サーバーを立ててる会社なら、
そこまでの費用をかけず、修正費用だけでできるものです。
しかし、コンシューマの場合はどうでしょう?
たとえばPS3の場合、ハードメーカーのサーバーを使うのに、追加費用やら、
審査の費用やら、余計にかかってしまうわけです。
単純なパッチをあてるだけでも、余計な金がかかってしまうわけです。
まっとうな感覚をもった会社なら、
自分からこの追加費用をうけにいくような
マネはふつー、しないかと思います。
まあ、それでも、「しざるをえない」や「それでもやっちゃう」会社は
あるかもしれませんけどね。
PCゲームに比べると、パッチのハードルは高いです。
やすやすとやるようには、なかなかならないでしょう。
実際、バグが放置されているゲームに心当たりはありませんか?(ドキドキ)
逆にいうと、
「余計な金がかかるのに、この判断を即時発表できたアトラスはなお立派」
といってもいいですね。
結構、できることじゃないですよ?
追加データみたいに、「最初から配布する前提でデータを拡張しておく」のと、
「ゲームの実行ファイルをパッチで変える」のとでは、
わけが違います。
「キャサリン」がどっちの形式で対処するのかはしりませんが、
このスピードでこの決断は、素直に評価していいとおもうわけですよ、ハイ。
最初の難易度がアレだった非難は、もう十分うけたかとおもうので……。