●ラブプラスの表現技術


http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/20100430_365048.html


 すばらしい。


 こういうローテクの活用には「美しさ」を感じてしまうな~。


 ゲームファンなどの間では、よく、「ドット絵の書き込み」とか「ビープ音によるBGM」などが

 職人芸としてもちあげられているのをみかけるけど、

 最近のこういうのだってすげーもんだとおもうんだよねえ。


 テクスチャの書き込み、見えない工夫、表現の限界への試行錯誤。

 どのハードだって、末期には、さまざまな工夫や技巧をこらして、

 いろんな挑戦が行われている。 

 どんな時代だって、ハードの限界とか、求められる表現への制約とかはあって、

 その中で、ムリヤリ活路を見出してる人たちはいるんだよねえ。


 数年前にDSのプロジェクトに関わったとき、

 世間に出回ってるDSソフトのほとんどが、

 性能の限界を工夫で対処している、と知って度肝をぬかれたものだ。

 なにせ、本来の性能をそのままつかうなら、

 「両画面に3D描画をする」ことすらできないのだ。


 (もちろん、これらについては、対処方法がいくとおりも検討され、

  世のソフトはそれで対策している)  

 

 こういう試みがきちんと評価されるのはすばらしいし、うれしいね~。

 5000ポリってDSからしたら奇跡に近い数字だぜ、ホント。