「黄金刀と消えた船団」クリア。当然のように初級。

いやー、すごくよくできてるねえ。


ここ数年の、「3Dアクション系ゲーム」のいいところ、

いい要素を総どりにして1つに詰め込んだ感じ?


「ゲーム」としてのシステム的には、

コアになっているのは「ワンダ」に近いような

「よじ登り、飛び移り、はいあがる」アクションで、

それにベーシックなガンシューティング、それから、

若干のステルスアクションを加味した、って感じかな。


目新しいシステムはそんなにないものの、

それぞれのチャプターできちんと遊べるように

なっていて、それぞれどれひとつとってもクオリティが高い。


その上で、全体を映画調でまとめて、かつ、

相当なレベルのグラフィックでしあげた、って感じか。

物理エンジンとか、ポストエフェクトとか、

昨今の技術の取り入れ方もベストなチューニングになっているし、

完成度だけみれば、もうとんでもないレベル。


「ガンシューティング+アスレチックアクション」というジャンルになるかな?

この2つが大丈夫、ってひとなら、やってみても後悔しないだろう。



映画調でまとめたことの是非については、過去にも描いたけど、

その「映画調」の中に、どーしても冗談としか見えないシーンが入ること。


いくらなんでも、のってた車が氷山の崖下に墜落して、

「あれは死んだな」とかまでいわせといて、二人とも余裕で生きてるとかは、

わたしにはコメディかB級映画にしか見えないなあ……(笑)。


主人公側のほぼ全員がとんでもないクリフハンガー能力をもってることも含めて、

こういう演出との「かみあわなさ」はいろいろ感じた。

とはいえ、こんなのは、こういうのをこだわる、筆者みたいなやつだけが

気にすることかもしれないから、

減点するかどうかはその人次第ってことで。



グラフィックはすごいねえ……。ここまでやって、この物量。

欧米型ゲームデザインのすさまじさ、って感じかなあ。

基本的な作り方や発想が地がうんかな、と思わざるを得ない。

どんな予算でやってるんだ(笑)とおもうことしきり。


個人的には、ガンシューティングとかがあんまりスキではないし、

キャラやストーリーが気に入ったわけでもないので、

再プレイの予定はなし。レビューとしては、こんな感じかなあ。




さて、ちょうどいいタイミングで終わったし、次はベヨネッタかなあ。

360のHDDの空きがかなり不安なんだよなあ……。

あと6.8GBぐらいしかないけど、いけるのかなあ。

取り込み前提だと、消耗がはげしいのはどうにかならないのかしらん。