「無限航路」、「己の信ずる道を征け」と、

先週発売のゲームソフトの売上をみて、ちょっと考えさせられる。


「無限航路」3.1万本、「己」1900本。


どちらもそれなりに気になっていたゲームで、

買おうかどうか悩んでいたゲームだけど、

これはあまりに厳しい数字……

どちらも、長く売れるゲームか、といわれると

ちょっと考えにくいし。


「己」のほうは、フリーゲーム原作だけに、

そんなにお金かかってないだろうけど、

それでも1900本だと厳しいよなあ……。


ここのところ、フリーゲーム原作で軽く安くつくってうる、ってタイプの

他社の仕事をかなり見るようになってきたので、

いろいろ興味もって調べてたんだけど、この数字みちゃうと

ちょっと上に提案はできないなあ……。

実のところ、ワタシは1年弱ぐらいかけて作るゲームばっかり担当してきたので、

こういう短いスパンでやるソフトとかはよくわからんのだけど……

定価も安いし、プランナ1人、プログラマ1人、CG1人ぐらい、

2ヶ月ぐらいで作れれば……それでもヤバイか。

ほかの仕事兼任させて、なんとか、ぐらい?


広告とかうってたらその費用でアウトだなあ。


まあ、実物みてないから、↑こんな人数でホントに

作れるのかどうかはわからないけど、

こういう軽いパズルゲームで採算とれないのはつらいなー。

WiiWareとかDSiWareだとどうなんだろう?

利率的にはあがるわけではないから、

凝ったことはできなそうだし……。


無限回廊ぐらい売れてくれればいいんだけど、あれもそれなりに広告うってるしなあ。


とかく、「どうやってゲームを売るか」を意識しないといけない時代ですなあ。