ようやく、「FFCC 小さな王様と約束の国」をクリア。
MHP2Gにおされてエライ遅くなってしまったが、
まあ、ボウガントレーニングの前に
終わらせておこう、という感じだ。


ゲーム内容は、冒険者に「依頼を出す側」としてのRPG。
国に冒険者のための施設を建てつつ、
魔物退治・ダンジョン制覇などの依頼を出し、
国を平和に導いていく、という感じ。


基本的には、シムシティやSLGも好きなRPGファンなら
きっと面白いはず。

ワタシは、かなり好きなタイプのゲームだった。


ゲーム中にバッドイベントがほとんど存在しないため、
箱庭建設系にありがちな「手詰まり」の状況は
起こりえない仕様になっていたり、
ランニングコストの計算が不要だったりと、
とにかく、「難しく考えなくてもいい」仕様になっているので、
SLGは難しすぎる、という人でも気軽に遊べるだろう。


さりげに、町並みの作り方で冒険者の活動時間が変わったりと
非常に凝った部分もあり、
遊ぼうと思えばかなり遊べる内容になっている。
これで1500円なら、確かに安い。


SLG系のゲームに初心者を導入する、という試みは、
長年業界でも取り組まれているが、
実は成功した例はあんまり多くない。
SLGを作っているやつらが
そもそもSLG大好きという点もあるだろうが(笑)、
とにかく、トッツキの悪いジャンルとして
定着してしまった趣があると思う。


そんな中で、これは確かに、「初心者向けSLG」であり、
「RPGユーザー層からのシフト」という観点からみても
非常に入りやすく、すぐれたデザインになっていると感じた。


終盤のゲームバランスだけちょっとどうかと思ったが(笑)、
ここのバランスや演出も優れていて、さすがスクエニ、という感じだった。



あと難点なのは、追加キットの値段かなー(笑)


これぐらいの値段じゃないと採算とれないんだろうけど、
これですらやっぱり、高い、と感じてしまった。


どれぐらいDL数があるのか気になるところだけど、
やっぱり商売にはなりにくいのかなあ、これは。