http://www.nintendo.co.jp/wii/wiiware/index.html


Wiiウェアが3/25スタートだそうで。
はじめは、たいして興味をもってなかったんだけど、
見てるうちに、「意外といいんじゃないか?」と多少の期待をもつように。


Xbox360のLIVE ARCADEや、PS3のDLソフトと、

似たようなシステムはすでにあるはずなのに、

感じ方がぜんぜん違うのはいったいなぜだろう?


しばらく考えてみたが、

高性能な両者の場合、あくまで主役は画像と容量を生かした
パッケージソフトで、
「オマケ」の粋を出ていないように感じられる。
その一方で、Wiiの場合は、主食とまではいかないものの、
なかなかの力の入り具合と注目度が感じられる。


これは、サードパーティとして作る立場からすると、やはり差が大きい。


ぽちゃぽちゃあひるちゃん 」を売ってる市場に

完全新作を企画し、売り込むサードはなかなか勇気があるといわざるを得ないが、

Wiiウェアは、第一弾でスクエニが新作のRPG(っぽい)を提供することも含め、
「完全新作を出せる市場なのだ」という開発側へのイメージ付けに

成功しかけている。

もともとの市場の広さもあって、Wiiウェア向けに
企画するのはありなのではないか、と思える。


任天堂以外のメーカーがおおいに苦戦しているメーカーは多いし、
そういうメーカーにとっては、
Wii市場を開拓しようとするとき、Wiiウェアで下地になるようなソフトを
作ることにはそれなりに意義があるんじゃないだろうか。

ローリスク・ローリターンで開発できるのは、悪くはない。


これで、売上がそれなりに出れば、十分な市場として成立する可能性を秘めている。

皮肉な話だが、HDDの容量も性能もずっとよく、
ダウンロードコンテンツに向いているはずの先行二機種より、
ずっと成功する可能性を秘めているように感じる。


この辺、任天堂のやり方がうまいのか、それとも、トップに立つハードの強みなのか。
いろいろ考える余地がありそう。


携帯電話のゲーム市場を見る限り、
「安くて軽めのゲーム」という市場は現在提供されているより、
もっともっと需要があるように感じている。

「軽めのゲーム」というのがハードイメージに合っていることもあり、
ここを切り開けるのは据え置きではWiiぐらいだろう。
Wiiウェアがその辺を開拓できるなら、市場としてもおいしいし、
案外面白いアイデアが出てくるのではないかなあ、と期待している。



……とはいえ、広報遅めだったし、DLという販売形式が、

どれだけ動くものなのか、まったく未知の状態だからなあ……。

数字次第でぜんぜん話が違うので、今後に期待だよなあ。


そんなわけで、とりあえず「小さな王様」は購入予定に。
MHP2Gと近いのがアレだなー。