●勇者死す
予告どおり開始。序盤から意外と難しい。
インターフェイスはそこそこ。
文字やアイコンが小さいのさえガマンすれば、
携帯であってもそんなには気にならない感じ。
個人的には、落としきり(月額課金じゃない)あたりがうれしい。
ボクは、ゲームは買って手元においときたい派なのだ(笑)
●頭部位置認識判定によるカメラ操作
で、こちらは、巷でウワサの新技術(?)について。
ま、技術だけではどーにもならないよね、という話。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1071545.html
ずいぶんネット上で話題になってるみたいなので、一応……。
えーと、この技術ですが。
3年くらい前ですかね。EyeToyが出てきたころです。
EyeToyでプレイヤーの頭の位置を認識して、
頭部の移動を観測&それを画面のカメラと連動させる、という
ツールが公開されていました。
たぶん、2004か2005のSCE主催の技術系イベントだと思うんですけど。
技術セミナーみたいな感じで、
実機プレイできるものが公開されてましたね。
つまり、「プレイヤーの頭の位置をとってカメラを動作させる」という
部分だけみれば、それほど新しいものではありません。
たぶん、EyeToyの関連ソフトを探せば、
一本ぐらいその技術を使ったの、あるんじゃないでしょうか?
日本ではEyeToyのソフトってほとんど出てないんですけど、
米国、欧州のソフトであれば、あっても不思議じゃないと思います。
ワタシもそのセミナーで実際にやらせてもらいましたが、
カメラの認識範囲は結構広く、
プレイヤーの「のぞきこむ」「とびはねる」「しゃがむ」「横をむく」なんて
動作にすべて対応してて、「すげーもんだなあ」と思いました。
壁の裏側からちょっと首を出して向こうをのぞきこむ……とか、
ガンシューティングにはなかなか面白いシステムだったと記憶してます。
……数分で疲れましたし、ゲームに出来るか、というと
良案がうかばず、結局そのツールはスルーしたわけですが。
よーするに、「覗き込む」「頭の位置をとる」だけなら、
カメラ機能を追加できるPS3,XBOX360のほうが、
本当ならうまく出来るはずなんですよね。
(360のほうはビデオチャット用のカメラがあるはず……あったよね?)
リモコンをおいておいて、別の赤外LEDを読み込ます、っていうのは
面白そうなんですが……そんなの、認可されるのかなあ?
ちょっと、難しそうな気がします。
センサーバーをはずさせる必要があるわけなんで、
設計思想的にアリなのか? というあたりで疑問が残りそうです。
同じことをやらせたいなら、Wiiにもカメラを接続できるようにしたほうがずっと楽だと、
そういう風にも考えられるわけです。
ともあれ、結局は、これを利用して、
どこまでのものが作れるか、って話ですよね。
それが出来てないからこそ、とっくに技術を確立している
SCE側がさっぱり動けてないわけで。
それさえ思いつけば、
Wiiのようにイメージ戦略で成功しているハードでなら、
いろいろやりようはあると思います。
こういうのを、ちゃんとゲームの形にもっていくのがゲームデザイナの仕事なわけで、
それが出来てないのはちょっと残念ではあるよねえ。
ぱっとみ、面白そうだもん。