悩んだ末、ドラゴンクエスト4(DS)をアマゾンで予約。

この秋冬はゲームの購入で結構苦労した上、品薄情報もあったし、

このゲームは母親もプレイを希望しているので、

なるべく早くクリアして渡してやりたい、ということで、予約することに。

何の気兼ねもなく買えるのが一番なんだけどなあ。



マリオギャラクシーの話の続き。


内容については、前回述べたとおり、面白かった。

だが、「3Dアクションの敷居の高さ」を克服したものではないよなあ、とも思う。


CMもそうだけど、やっぱり、内容でね。


仮に、このゲームの知名度がドン、と高くなっても、

NEWスーパーマリオのように売れるとは、とても思えない。

3Dゲームに慣れた人には面白くても、

「これを入り口に」というわけには、とても出来ない。

やっぱり、いろんな意味で難易度は高いと思う。


左手でマリオを移動させつつ、

Aボタンでジャンプするか、振ってスピンするかを選ぶ。

場合によっては画面をポインタする必要もある。

これだけ、といえばこれだけだ。

むしろ、3Dになってから、一番操作が整理されたマリオといってもいい。


でも、それでも、いまWiiが引き入れたい

ユーザー層にはあわないんじゃないの? とも思う。


Wiiスポーツが大ヒットした原因を内容にもとめるのなら、

「画面をみて、振るだけ」という、きわめて簡単な操作系にある、といえると思う。

大事なのは、「ゲームの難易度」じゃなくて、「操作系の簡単さ」ね。


実際、Wiiスポーツのリモコンの振り方は結構複雑で、いろんなことができる。

でも、プレイヤーは、「画面をじっとみて、振る」という操作で完結できる。

「テニス」にしろ「ボーリング」にしろ、自分が振る前には、

「画面をじっとみる」タイミングがあって、そこで、心の準備が出来る。

とにかく、「集中できる」し、「とりあえず動かすだけなら簡単」だ。


ところが、今回のマリオは、これができない。


「3D空間で敵の位置を把握し」「球状の地面を歩き」

「ジャンプし」「リモコンを振る」これだけ満足にこなせないと、

普通に遊ぶラインまで到達できない。

たくさんある、「ジャンプの特殊ルール」を把握しないと、先にすすめない局面ばかりだ。

まあ、64以降のマリオすべてでそうだから、「今回のマリオ"も"」っていうべきか。


マリオだから「ジャンプゲームであるべし」であり、

3Dゲームの新機軸として「球体」であろうとしたんだろうけど、

そのどちらもが、操作を複雑化しちゃっている。


本来、2D以来、マリオの面白さって、

「アスレチックをポンポンとびこえていく面白さ」で、

操作の複雑さを問うたものではないと思うんだけど、

64以降、「自在に操作できる」ことに取り付かれているように感じる。


色々できるが故に、操作はややこしくなる一方。


いや、これはこれで、ゲーマー的には面白いと思うんだけどね。

「マリオ」は、もっと簡単に動かせてほしいなあ、とも思うんだわ。

ボタン押すとき、手元を見ながらじゃないと押せない、

そんなユーザーでも、遊んでるウチになんとかなる。

そういう操作系であってほしいと思う。


ゆっくり考えるゼルダなら、多少難しくたってなんとかなる。

走り回るマリオなら、もっともっと操作は簡単であってほしい。


2コンでの操作はとてもいいアイデアだと思うけど、

そうやってやっていた人が「一回やらせて」とコントローラーを借りれて、

途中からすすめても、ある程度まですすめちゃう。

それぐらいの操作系の簡単さが、やっぱり必要だったんじゃないかな、と。


なかなかまとまらないけど、ひとまず今日はここまでで。