大分間があいてしまった。

オブリビオン、MHF、英雄伝説と、3本平行してやっている影響か。


スマブラXは、アイクの参戦が発表。

ファイアーエムブレムシリーズのファンとしては、うれしくもあり、予想通りでもあり。

でも、こいつが先に発表された、ってことは、マルスがやばいか。

ロイは消える公算が高かったとはいえ、マルスまで消えるとなるとちと悲しい。

さて、どうなるかなあ。


オブリビオンは、アウトフィールドに出たところで、評価が急上昇中。

「ゼルダの伝説 時のオカリナ」のときに感じた、

「歩いているだけで楽しい世界」を正等に後継しているイメージだ。

細部まで書き込まれているだけでなく、バリエーションに富んだ、

「景観がどんどん変わる、”歩くこと”が楽しい」という特徴が非常にポイント高い。

「見渡すかぎりの世界がある」とは、ドラクエ8のキャッチコピーだが、

むしろ、オブリビオンにこそふさわしいフレーズかもしれない。

それぐらい、世界が綺麗で、歩くのが楽しい。


MHFは、そろそろ、バランスのきつさが気になりはじめるぐらい。

上位にいるひとたちは、すでにやることがなくなって手がつまりはじめているとか。

これは、正直、難しい話だ。

ユーザーサイドとしては、新モンスターの追加を望みたいところだが、

プロジェクト側からすれば、そこは一番労力も資金もかかるところだろう。

そうそう気軽には追加できない。

はたして、このあたりを解決する妙策はあるのだろうか。



次世代市場を眺めてみると、10月~年末にかけて、

大量の次世代機タイトルが整ってきた。

PS3も、ようやく売れ出しそうな感じがある。

ここまでに値下げができれば、それなりの態勢にはもちこめるんじゃないだろうか。

とはいえ、Wiiのリードはかなりあるので、まだ、態勢を整える、どまりだろう。


一方で、Wiiはちょっとつらいか?

結局のところ、ソフトの数が不足しているのはWiiも同じだ。

生半可なソフトを出せば「リモコンを生かせ」と切ってすてられてしまうぐらい、

ユーザーの期待にこたえているソフトはすくない。

スマブラがあるので、私個人はまったく不満はないのだが、

ユーザーは、「もっとハードの特性を生かせよ」といってくるだろう。

DSは不安感はまるでないが、Wiiは、先行きが安心、というほどではない。


現時点で、Wiiの市場は、

「内容で売った」というよりも、「プロモーションで売った」、といったほうが

いいものばかりになってしまっている。

Wiiスポーツは面白いが、ザンネンながら、あれも販売戦略で売ったタイトルだろう。

大量の広告費の投入と、「世間のウワサ」の面で勝利して売ったゲームだ。


プロジェクトを計画する立場でいうなら、これは、

「売るために大量の広告費用がいる」という意味になる。

リスクの高さでは、開発費がバカ高いPS3と

そう大差ない状態になりかねない。

「アイデアゲームもあたる"かもしれない"」という

ギャンブル要素が残されているだけましではあるが、

実績はまったくないのが痛いところ。


現時点では圧倒的に優勢だが、将来まで見越せば、

セーフティリードとはまだとてもいえない。


いずれにせよ、年末にかけて、ようやく世間が動き出した、という感触はある。

PS3について言えば、「圧倒的な先行不利」市場であった現在から、

どこまで建て直せるのか、という話になる。


一方で、ドラクエ4・5・6まで得て、カンゼンに楽勝ムードにはいってるのがDS。

もう、これは止めようがない。

PSPも悪い状態ではないのだが、いかんせん相手が悪すぎる。

「標準ハードはDS」という事態はもう動かせないだろうなあ……。