DS「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」をクリア。
ちょっと急ぎすぎたか? でもまあ、ボリュームからすればこんなところかな。
ゲーム全体のボリュームが若干少なめだったことが少し気になったが、
それ以外は文句なし。
非常に楽しめたし、面白かった。
「歴史に残る」というタイプではないかもしれないが、十二分に楽しめる
気持ちのいい快作だった。
とりわけ、ムカシからこのシリーズをやってるひとは、
エンディングまで見ておいたほうがいい。
詳しくはいえないが。
ゲーム中、「おや?」と思ったのは、ボス戦。
ほとんどのボス戦闘が、通常の操作系から
はずれた操作をプレイヤー側に要求するつくりになっている。
助けにきた他のキャラクターを操作したり、
2画面を利用した戦闘シーンに切り替わったり、
そこだけ3次元空間を移動するシステムになったり。
こういった、細かな操作系の切り替わりは、とかく
「ミニゲーム的だ」という非難をうけがちで、つくりにくいのだが、
そう感じさせない、非常にうまいつくりになっている。
タッチペンから入ったのが、むしろよかったのかな。
もともとが「正規の動作ではない」というイメージがあったため、
多少イレギュラーな操作を要求されても、すんなりと変えることができた。
それぞれのゲーム性が面白く、また、
DSの2画面をうまく使っていたこともあるが、
とにかく、よく出来たシーンが多かった。
ボス戦のバリエーションの作り方などは、まさに「お手本」ともいうべき見事さだった。
……実は、「3D画面を2箇所違うカメラから撮ってやるゲーム」は、
DS発売当初から考えていたが……上手く出来ずに挫折してたんだよなあ(TT
ボス戦限定とはいえ、まったく、小憎らしいほど上手い。
とにかく、面白かった。
若干、すれ違い通信の使い方とか、「あれでいいの?」って感じのところもあったけど(笑)。
はじめ方の敷居が高すぎて、みんな気づかないで終わりそうなんだよなー。
まあ、ほんと、気持ちのいい作品だった。
キャラの性格付けとか、見せ方とか、本当に上手いと思う。
ゼルダ好きならぜひとも。