
「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」をプレイ中。
"タッチペンONLYで操作できる"ということで、どんな操作系かと思っていたけど、
印象としては、マウスでやるPCゲームのアクションに近い。
行きたい方向をペンでつつき、攻撃対象をペンで叩き、
タッチペンでこすることでなぎ払うような攻撃もできる。
操作性を純粋に比較すれば、
「コントローラーで操作する方が直感的で楽しいのでは?」
とも思ったけど、ペンを使うことによって、
今までもあったタイプの謎解きが、
一風変わった風に感じられるのは好印象。
「トワイライトプリンセス」のときは、
「ああ、このタイプの謎解きか」という飽きにも似た感想をもったけど、
「砂時計」のときは、「タッチペン操作だと印象変わるなー」という
思いが強かった。
- この辺、「謎解きアドベンチャー」としては
非常にいいことなのではないかな、と思わせる。
プレイヤーの飽きを回避しようと思えば、
内容をどんどん難しくしていくか、目先を変えるしかない。
そういう状況で、こういう「ハードにあわせた要素によって解決」というのは、
ある種一番スマートな解決策といっていいと思う。
全体的な完成度は、さすがはゼルダ。
「すごい!」といいたくなるようなポイントはまだないが、
どこもそつなく、楽しめるようになっている。
個人的には、漢字をタッチするとフリガナが出るインターフェイスとか、
そういう気の配り方は好きだ。
ハードの特性を十分生かし、出来よく仕上がっている。
あえて一言で評すると、
トワプリが、「いつもどおりの面白さ。でも、そろそろ飽きてきた」
砂時計は、「いつもどおりの面白さで、新しい操作性」
といったところか。
つくりや内容は非常に丁寧で、好感触。
「風のタクト」で不評だっただろう航海シーンが大幅に修正されていて、
ずいぶんよくなった感じ。
……あと、個人的には、イベントシーンが、
ちょっとコワイというかキモイというか(笑)。
「風のタクト」のとトゥーンレンダリングを
低ポリゴンで見せようとしているんだけど、
「キモカワイイ」のきわめて「キモイ」よりの
見栄えになってしまっているような。
動かしてるとそれなりだけど、
止め絵でみるとかなり厳しいような気がするな~。
現在、ダンジョン3つほどクリアしたところ。
そろそろ、大ボスの影が見えてきた。
このまま最後までいけそうかな?