DS版FF3、クリアしました。

とりあえず、おおむね満足の出来ですね。


すでに話題にしたセーブポイントのほか、

首をかしげたくなる部分もありましたが、総合評価でいうなら、

やはり相当に面白い部類に入ると思います。


と、いう一方で、やはり気になるのは、

このゲームを新たに遊ぶユーザー。

ダンジョン内に一切セーブポイントなし、という姿勢は、

いったいどう受け止められたのか。

これはこれとして受け入れられているのか、

変なゲームとして受け止められているのか、

古臭いなあ、と思われているのか。

モンスターのネーミングとか、すごいからねえ……。


ラストダンジョンに出てくる敵の名前に「おかしら」ってどうなのよ、ほんま。

まあ、洞窟で「大名」相手に戦っていたわれわれからすれば、どうでもいい話だが……(*1)



以下、ネタバレやや含みます。感想を列挙。







・ 戦闘バランスはかなり秀逸。


  「余裕で勝てる」ようでいて、油断したり、バックアタックがはまったりするとあっさり死ねる、

  というバランスは、なかなかとれない。オミゴト。


・ ジョブチェンジの弱体化は、なくてもいいのでは?


  熟練度で、同じジョブをやりつづけることへのアピールは十分だと思う。

  あとは、好みでジョブを変えられることをもっと前に押し出してもいいとはおもう。


・ 二画面を使った画面演出は上手い

 

  イベントシーンに絞って使うつかいかたも、その見せ方も、ずいぶんよかったと思う。

  また、細かな感情表現なども、キャラの関係を想像させるような形で使っていて、好印象。


・ 隠し仕様まわりの発動条件は、どうかと思う


  いまだ隠し関連ひとつもやってないわけですが。

  あの開始条件はあんまりよくねえなあ、と思います。

  いえ、「遊べないひともいるから……」というわけじゃなくてね。

  通信やるなら、通信でしかできないタイプのことをやってほしいなあ、と。


以上。



(*1) ウィザードリィ。「ダイミョウ」という人間型・侍の敵モンスターが登場する。

    洞窟の奥で、徒党を組んでプレイヤーに襲い掛かる「大名」。 すさまじい。