ここしばらく、ゲームシステムのデザインに携わっていた。

私自身は、本来、ゲームプログラマであり、

基礎のアイデアだしからかかわることは稀なのだが、

企画側がどうにも煮詰まってしまったようなので、

アイデアだしから参加し、いろいろと意見をまとめたり、

考える方針を固めてみたりしてみた。


「ゲームのシステム」を「デザイン」するとは、どういうことか。


わかりにくいかもしれないのでざっくばらんに説明すると、

要するに、

「どうやったらゲームが進行し」

「どうなったらゲームが終わるのか」

「ユーザーはその中で、どういうやりとりを楽しむのか」

という部分を決めることをいう。


たとえば、マリオであれば、

「ステージの右側に進んでいけばゲームが進む」

「ステージの端までたどり着けばクリア」

「敵にぶつからないように、コースの変化や起伏を楽しむ」

という感じだ。



普通、そういうものは真っ先に決まるものだろうって?

いやなに、特殊な事情というのはいろいろあるのだ(´・ω・`)

詳しくは説明できないが、

今回の場合、世界観や、ゲームの操作部分は

決まっていたのだが、この部分がなかなか決まらなかったのだ。


そういうことをやっているうち、

「よいゲームシステムとはなにか」という点を考えはじめた。

こいつを議題に、しばらく考えて見たいと思う。