- スクウェア・エニックス
- ファイナルファンタジーXII 特典 FFXII/iTunes Custom Card付き
ようやっと、FF12をクリア。
やりこみをする気はないので、とりあえずここまでかな。
評価は……ちょっと微妙。
楽しめたし、グラフィックもすごかったけど、
「なんかすぐ忘れちゃいそう」という印象が強い。
FFシリーズって、プレイし終わっても結構覚えてるところや
印象的なシーンがあるもんだけど、
今回は、なんかストーリーとシステムが乖離しているせいか、
ぜんぜんストーリーが印象に残っていない。
バトルは面白かったけど、これまた、
「毎回おんなじようなバトルだったなあ」という気がして、
終わってみると、「コレ」というところがなかったような気がする。
一本のゲームとしてみれば普通に面白かったけど、
FFシリーズとしての位置づけも、かなり微妙なような気がする。
新しいことに挑戦しているように見えて、
あとに何も残していないような気がしないでもない。
以下、ネタバレしつつ、細かい不満点や感想など。
●主人公の声優に不満。キャラクタのポジション的に軽い声に
なっているのかもしれないが、存在感がない声になってしまっている。
ストーリー的にも微妙な位置付けとはいえ、
主人公のキャラが薄すぎる一因は声にあり、だと思う。
つーか、ぶっちゃけ、プレイヤー側の声優は、
飛田さんだけ抜けて上手くてちょっとアンバランス(笑)。
●ガンビットは、可能性を感じたほどには使えなかった。
ただし、今後に継承しうる面白いシステムだと思う。
これが、ユーザー側にどれほど受け入れられたかに興味あり。
●召還やミスティックなど、位置づけが不明な要素が多い。
特に、召還獣を旧来のものではないものからえらんだことが不可解。
使い勝手の悪さもあわせて、歴代ユーザーの、
集める動機も大きく減じていると思う。
●グラフィックは見事だが、ちょっとモチーフが見えすぎでは……。
他シリーズならいざしらず、日本のゲームを代表する立場で
やることとは思えない。
●戦闘システムのリファインは見事。
FF11の戦闘をよくオフライン向けにアレンジしてあると思う。
ただし、やはりボス戦が画一的になっているなど、ツメがあまい部分はある。
モブ戦などは工夫しているのは感じるのだが、ちょっと不足に感じた。
また、戦闘の迫力不足や、忙しさなども若干気になるところ。
全体的に、「面白いけど、これでいいの?」
「もうちょいいい方法がありそう……」という感じだった。
ゲーム初めてしばらくは、「これは面白そうだ!」と思ったが、
そこまでよくはなかった……という感じかなあ。
まあ、また気がついたら書きマス。