集中攻撃って、格好悪くないですかね。


これ、昔からずっと思っていることなんですよね。

例えば、敵3:味方3で、向かいあったとします。

戦闘シーンをイメージした場合、普通は1対1が3つできません?


でも、FF12もそうですし、FF11、DQ……と、

ほとんどのRPGの戦闘シーンって、

集中攻撃を是とするつくりになっているんですよね。

つまり、敵1:味方3+敵2っていう状況になる。

FF12やFF11だと、画面にはっきりみえますが、

敵の1匹をとりかこんでタコ殴りにする状態ですね。


いえ、実際に、集中攻撃が有効なのは、わかってるんです。

戦史上、集団戦を指揮した指導者の中に、

こういう集中攻撃の利を説いて実績をあげたひとがいるだとか、

そういうことはわかってるんですよ。


ただ、純粋に、格好よくはないよなあ、と(笑)。

絵にならないんですよねえ、そういう図。


個人的に、集中攻撃が格好いいのは、

★敵ボス相手の1対多

★敵の方が数が多い場合の、親玉への集中攻撃

ぐらいだと思うんですがね。

例えば、敵2:味方5で集中攻撃をかけて1づつつぶしていくのは、

格好わるいなあ、と思うわけです。


ただ、戦闘に戦術的な面、タクティカルな面を入れようとすると、

敵の頭数を減らす、ってのは、当然かついれるべきファクターなわけで、

ゲーム性とヒロイズムの両立は難しいんだよなあ、と思わされるわけです。


敵をフリーにするとまずい」というファクターを上手く吸収すれば、

両立できると思うんですけど、それだと、

敵を倒す爽快感がないんで、従来のシステムを超えられてないんですよねえ。

この辺、いい案があれば、又戦闘システムに一石を投じられるとは思うんですが、

どうにも解答がみつからず、悩む日々。


FF12をみて、ふたたびこの問題について考えさせられたので、備忘として。