久々に映画鑑賞、ってことで、ナルニア国物語を見てきました。

Zとか、いろいろ見たいのもあったんですが、

時間の使い方が下手なわたしは、どーにも時間を確保できず。


ナルニア自体の感想は、全体の雰囲気は非常に好感触。

ファンタジー世界の表現というか、そういうあたりはさすがに上手い。

指輪にくらべると、ずっと明るい(シリアスな要素もあるとはいえ)世界は、

目に美しいし、日本人にはむしろ

受け入れやすい世界なんじゃないかなあ、と思った。


戦闘シーンも、幻想生物や魔法を実際の戦闘に組み込んで

表現しているあたりはすごく格好よくできている。

指輪物語が原作の都合上、戦闘に魔法を絡ませられなかったのと比べると、

そのあたり、いい表現が出来ていると思う。

画面をみていると、ケンタウロスが戦闘する上で

いかに優位な種族かがよくわかる(笑)。

空中高く跳びあがった馬上からの攻撃、なんて、

現実には厳しそうなアクションも、

ケンタウロスなら実際できてしまいそうだった。

そのあたりのアクションの見せ方は非常にいい。

指輪物語とはいろんな意味で違うスタイルだが、

非常に面白いシーンが描けていると思う。


あとは、基本ストーリーの単純明快さをどう受け止めるか。

「わかりやすくて楽しめる」と見るべきか、

「ちょっとご都合主義」と見るべきか。

その辺の感覚の違いが焦点かもしれない。


音楽の使い方その他はさすがに上手い。

このへん、見習わなきゃならない点多し。