スーパープリンセスピーチ、ワールド3までクリア。
「赤ドコ」と平行してやっているので、どうしても進行は遅い。
まあ、のんびりやるとしようか。
とりあえず、現段階での感想などまとめておきたい。
全体的な難易度はかなり低めで、
回復手段や復帰手段が豊富なので、
かなり気軽&お手軽にプレイできる感じ。
ジャンプゲームとしてのポイントもなかなかに
抑えていて、一見して大きな欠点は見つからない。
ドット絵のピーチはなかなか可愛いし、
動きにも魅力がある。
一方で、弱点といえるのは、
「大きな不満がないわりに、深みが欠ける」という印象。
どれをとっても、小さくまとまっていて、
飛びぬけて面白い点がない。
とりあえず適当にやる分には面白いのだが、
人にすすめられるほどのアピールポイントがあるか、
といわれると、そこが弱い。
数多くある、マリオの外伝的ゲームの中に
埋没してしまいそうなタイプのゲームになっている。
マリオの名がつく横スクロールアクションは、
新作では昨今あまり見かけなかっただけに、
ちょっとザンネンである。
とはいえ、このゲームの果たすべき役割を考えると、
こんなところでもいいのかもしれない。
Nintendogsや、「脳を鍛える」でDSを手にしたひとたちに、
気軽にプレイできるゲームを手渡す、という意味では、
この難易度も軽さも、悪いとはいえないだろう。
通信なども使って、そういう人たちと、
旧来のゲームファンとの交流を図るなどできれば、
さらによかったのだろうが……そのあたりまで手がとどかず、
「普通のゲーム」どまりになっているのは
ちょっとザンネンか。
現時点の結論としては、
アピールポイントには欠けるが、安心して遊べる作品。
気軽に遊べるアクションとして、手元にあってもいいかも
といったところだろうか。
旧来のマリオがもつ、
「下手なひとは下手なりに、うまい人はうまいなりに面白い」
という最大の特徴がいまひとつ継がれていないのが
ザンネンだが、これはさすがに厳しいか……。