リスクが低いですが、津波の防災対策も作っています | 台南在住日記とか

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Made in Taiwan, Live in Taiwan.

 大学時代に、日本の津波の報道を見た時の衝撃を、今でもはっきりと覚えています。

 

 そして、海とは近いところに暮らしているので、津波が来るとどうすればいいかって常に考えています。

 

 

 台南は台湾の西側にあって、普通は津波に遭うリスクが低いと言われていますが、専門家によると、マニラ海溝に巨大地震が起こると、津波は10分間に台湾の一番南にある屏東に到着して、15分間に高雄、台南に襲うそうです。

 

 同専門家によると、台湾の地形に影響されて、津波は海岸から1㎞くらい到着して、高さは5メートルくらいになるそうです。

 

 專家示警:馬尼拉海溝規模8以上地震 5米高海嘯15分鐘抵南台灣陸地(2018.10.07)

 

 関連記事が少ないので、避難対策を検討したくても、新しい情報がありませんから、古い情報より厳しい状況を想定して準備しています。

 

 

 巨大地震が起こったら、津波が15分間に台南に到着するそうですね。

 

 例えば、緊急速報を受信してから10分間の避難時間があれば、バイクを乗れば簡単に海から10㎞以上離れる場所へ避難することができますが、3猫1犬を連れて逃げるなら、車が必要です。

 

 でも、津波が来る緊急速報があれば、車で避難するなら、渋滞が起こって逆に危ないですよね。

 

 

 だから、在宅避難に集中しています。

 

 そして、旦那が出勤していることを仮定していますから、旦那とは「もし、津波が来る前の時間は帰宅の時間より短いなら、会社の一番高い場所へ避難してください。私はしっかり避難計画を立てますから。」って約束をしました。

 

 

 こういう計画を立てる時には、いつも旦那に感謝しています。

 

 「Sineadが神経質。」「そういうのがないから、心配しすぎないで!」ってほかの人によく言われていますが、旦那だけ、「津波が来ると、家は倒れるの?」「RC構造だから、倒れないと思う。」って一緒に検討してくれますね。

 

 本当に、私の不安を認めてくれるのを感謝しています。

 

 

 では、本題に戻りますね。

 

 津波は海岸から1㎞くらい到着して、高さは5メートルくらいになるという情報から見ては、旦那の会社も我が家も安全ですが、実際はどうなるかわかりませんから、高さが5メートルの津波が家まで来るのを想定してみました

 

 

 家の設計図を確認してみたら、

 1階の高さ=3.4m

 2階の高さ=3.2m

 3階の高さ=3.2m

 4階の高さ=3.2m

 ということを知りました。

 

 つまり、5mの津波であれば、3階以上は安全ですが、とにかく、一番高い4階(3.4m+3.2m+3.2m=9.8m)を避難所として設定しました。

 

 

 一丸君も魯丸君も自分でついてくるので、まずは、警戒心が強くて隠れる涼丸ちゃんをキャリーバッグに入れて、4階に連れて行きます。

 

 次は、ハンドルベストで一丸君と魯丸君を保定します。

 

 最後は、25㎏の三丸君を抱いて4階まで連れていきます

 

 

 3猫1犬の安全を確保して、まだ時間があると、3階の収納ボックスを4階まで運んで行って、もし4階まで浸水したら、船として使えるかもしれません。

 

 

 そして、台湾のドリンクスタンドでは何回も使えるビニール容器に入れたドリンクも売っているので、会社ではほぼ毎日ドリンクを飲んでいる旦那は、たくさんビニール容器を持っています

 

 もう使わない古いビニール容器を捨てなくて、収納ボックスに収納して

 

 津波が来ると、大きいゴミ袋に入れて、浮き輪として使えるかもしれませんからね。

 

 

 そして、旦那は最近、植物を植えるために、↓↓を買いました。

 

 

 商品名がわかりませんが、水の上に浮くことができるので、それを見て「津波が来るなら、これをレスキューボードとして使えるよね?」って旦那に聞きました。

 

 「うん。結束バンドで繋げると、大きいレスキューボードになるよ。」

 

 

 では、防災グッズとして、結束バンドも用意しなければなりませんね。