マイホームを持っていない男性は、台湾人女性と結婚することができないって本当? | 台南在住日記とか

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 マイホームを持っていない男性は、台湾人女性と結婚することができないという噂がありますよね。

 

 台湾人女性としては、それを否認することができませんね。キョロキョロ

 

 でも、正確に言うと、マイホーム計画をしっかり持っていない台湾人男性は、台湾人女性と結婚することができないことだと思います。

 

 

 イケメンで190㎝の身長で人気だった旦那の親友は、先日、結婚する気がある恋人に振られました

 

 破局の理由は、いろいろありますが、その親友の話を聞いてから、周りのみんなは男女問わず「次の恋愛のためでもいい、まずはマイホームを買って。」ってアドバイスしたのです真顔

 

 

 なぜなら、

 その親友は親の店の相続人として頑張っているので、両親と一緒に暮らしています

 

 恋人に「マイホーム計画がないの?」「友達に新築住宅を見に行こうって誘われたけど?」「月給はどれくらい?」って何回も聞かれましたが、親友はプライベートなことを聞かれて不快になって、一度も返答したことがありません

 

 

 「相手は、実は、『結婚してもあなたの実家に住むの?』って聞きたいよね?」って、みんなそう思っています。

 

 

 私の実家では、父方の従兄弟は借金や起業などいろいろな理由で、両親と一緒に暮らしている人が多いですが、母方の従兄弟はみんな大学時代から賃貸、社会人になって5年目からマイホームを買ったのですから、極端すぎて「台湾人はみんな〇〇だ」と言いにくいですね。(でも、ついさっき気づいたのですが、ここまで言っている「私の周りの人」って、ぜんぜん父方の従兄弟を含んでいないのですゲラゲラ

 

 

 でも、こういう事例をたくさん聞いたことがあります真顔

 マイホームが見つかる前に、男性側の両親と一緒に暮らしていると、同時に両親と妻の世話を受けて楽になった夫が、独立するやる気が消えてしまって、マイホーム計画をやめる事例。

 

 「えっ?私たちはこんなにやさしいのに?みんな、家族だろう?どうして独立するの?何か不満でもある?」って男性側の両親がマイホーム計画を聞いて悲しそうな顔でこう伝えてから、夫も「独立するのは親不孝だなあ」と思ってマイホーム計画をやめる事例。

 

 

 だから、台湾人女性としては、結婚する前にマイホーム計画を立てておいたほうが安心ですね。

 

 

 実は、賃貸でも平気ですよ。

 

 でも、華人世界には、「マイハウス=資産、賃貸=お金の無駄」という価値観があるのですよ。

 

 だから、親友のように職場=家の場合では、賃貸物件に引っ越しをするには、「お金を無駄遣いしても引っ越しをしたいの?私たちと一緒に暮らすのがそんなに嫌なの?ムキー」って怒られるリスクが高いです。

 

 

 家庭内喧嘩を避けたいなら、「資産を増やすために不動産を買って独立する」という理由は、もっとも安全ですから、「プライベートのことを相手に教えなくても結婚できるように、まずはマイホームを買ってよ。」ってその親友にアドバイスをしました。「マイホームを持っているなら、相手も義実家に住む必要がないって安心するから。」

 

 「買いたいけど、高すぎるよ!」って親友が言いました。

 「じゃあ、賃貸は?」

 「無理でしょ?職場は実家にあるし。」って返答をいただきました。

 

 

 つまり、台湾の不動産価格の下落する前に、その親友と結婚する=その両親と一緒に暮らすということですよね真顔

 

 

 でも、こんな親友でも、絶望的ではありませんよ。ニコニコ

 

 実は、近年の台南でも2LDKのアパート物件が増えたので、独身時代にそれを買った女性が多くなりました

 

 こういう場合には、デート、新婚の期間に女性のアパートに暮らして、いつか子供を産んでから、夫婦で3LDKの物件を買って、元の家を売却するのが普通です。

 

 

 だから、マイホームを持っていない男性は、台湾人女性と結婚することができないというより、実家から独立する計画を持っていない台湾人男性は台湾人女性と結婚することができないと思います。(でも、実はできますよ。必死に引っ越しをしたいけど、引っ越しできない台湾人女性が実際に存在しているからですね。)

 

 相手は核家族文化を持っている日本人男性だったら、そこまで結婚する前のマイホームを執着することがないと思います。