隣の空き地でを建てることで、自分の住宅が壊れてしまったことが、日本にはありますか?
台湾では、あるあるですよ。
まずは、さっきのニュース↓↓
台北の大直街94巷のあたりに、新しいビルの基礎を作るために地盤を掘る工事で、倒れそうになったアパートが出たので、住民たちが緊急避難することになりました。
この前にも新しいビルの基礎を作るために地盤を掘る工事で、隣の道路が崩壊した事件がいくつかありました。
こういう問題に至る理由があまりわかりませんから、説明できませんが、台湾でマイホーム計画や不動産投資活動をしている知り合いにアドバイスを求められる時、絶対に「なるべく、自分の土地と繋がっている空き地がない物件を選ぶ」ということを伝えます。
繋がっている空き地がなければ、新しい建築の基礎工事で崩壊するリスクが低いからですね。
それに、空き地がない=周りの建築の外見が決められたことです。
日本では、木造住宅が多いので、家を壊して建て直すのが普通だそうですが、台湾では鉄筋コンクリート造が主流なので、家を壊して建て直すのが500万台湾ドル以上の現金が必要なので、一般人にとってはほぼ無理。(近年は800万台湾ドル↑になったそうですね)
それに、台湾では「起家厝(成功の始まりである家)」という価値観があります。
最初の家に暮らしている間にお金持ちになると、新しい豪邸を買っても、この最初の家をそのまま残りますよ。
壊すのもNG、
売るのもNG。
ということで、ほとんどの住宅は20年を経ても、40年を経ても、少しリフォームするくらいがありますが、外見や構成は基本的には変わりません。
つまり、物件を購入する前に、存在している近くの建物は問題がないなら、これからも問題が少ないです。
もちろん、空き地と繋がっていますが、大好きな物件があると、絶対にNGではありません。
不動産業者や隣人に「この空き地はどんな用途を持っていますか」って聞いてみてもいいですよ。
「建築会社に買われて、アパートを建てるそうです。」「ここからここまでは計画道路。」など、予定を知る可能性が高いです。(注:計画道路は、政府の都市計画での道路用地で、いつかその空き地に建築を建てる時には、そこを道路にする義務がありますから、将来の交通、どんな住宅を建てるなどを推測することが可能です)
もちろん、不動産投資家として、聞かなくても情報が収集できる手段がたくさんありますが、まだ修業中なので、いつか説明できるように頑張ります。