7月に旦那の同僚に誘われて、夫婦で台南の奇美博物館へある社長さんの娘のクラシック演奏会を参加しました。
経験がなかったので、失礼しないように、ドレスコードを調べてみました。
夫婦ともに日ごろにはフォーマル感のある服が好きなので、もっている服でOKだと思いましたが、そういうのを見慣れすぎて、実際にコーデしてみたら、なんか、カジュアル過ぎないって心配し始めました。
だって、その演奏会を参加するのは、社長さんの知り合いが多いですから、なんか、違う世界の人たちのようですね。
いろいろ考えてみたら、デパートで新しい服を買いました。
これで大丈夫!って安心しましたが、
その日の朝に、急に気づきました.......
「あのさ.......ここは台湾だよ?しかも、台南だよ?」って旦那に聞いてみたら、旦那も不安そうな顔になりました。
だって、
台湾では、知り合いの結婚式を参加してもカジュアルな服装をする方が多いですよ。
個人的な感覚ですが、服装のフォーマルさは台北>>>>>>>>台中&高雄>台南を含んだほかの県市だと思いますね。
台南では、家族の結婚式だとしても、ポロシャツやジーンズを着る方がまだ多いですよ。
私たちは、ちゃんとクラシック演奏会のマナーを調べて、条件をクリアしている服装を選びましたが、もしかしたら、会場に入ると、主催者側よりフォーマル感が強いかもしれません。
ということで、家で「もし、みんな〇〇を着ていると、これを外す。」という感じでいろいろ準備しました。
そして、早めに会場の駐車場に着いて、車の上で40分間待機して、ほかの参加者の服装を観察してみました。
結果は、予想通りでした。
男性たちはポロシャツと茶色のパンツ。
女性たちはカジュアル感が強いワンピースやスカート。
それを見てすぐにフォーマル感↓、カジュアル感↑という感じでいろいろ調整しました。
もちろん、服の材質などは変えませんから、調整しても人よりフォーマル感が強かったですが、それはちょうどいいかもしれません。
なぜなら、
主催者側の方たちは、しっかり演奏会のマナーを守る服装を着ていました。
だから、主催者側よりカジュアル、他の参加者よりフォーマルというのは、この演奏会を重視している気持ちを表しながらも、大げさすぎないと思います。
でも、やっぱりね。
社長たちだとしても、台南人は台南人です。
台湾では、「あのスリッパを履いているおじさんは、実は超お金持ちだよ」というのがあるあるですから、ちょっと羨ましいです。
その服装や外見をまったく気にしなくても平気な余裕さが羨ましいです。
もちろん、私はお金持ちになっても、社長になっても、キレイな服を着たいです!