家の水漏れは、梁と柱に埋められた揚水管が破れたからで、梁と柱を破壊したくないし、将来のメンテナンスを視野に入ったし、それをあきらめて別に外壁で配管することを検討しているので、12時くらいに建築会社の方が来て討論する予定です。
別に外壁で配管することを旦那の同意も得ましたが、朝起きて「外壁に配管するのは雨で水漏れのリスクがあるので、やっぱり、梁と柱の壁を浅く破壊して中身の様子を見てみよう!」って旦那が提案しました。
それで、喧嘩してしまいましたね。
二回の引っ越しも、インテリア工事の現場監督を担当したのは私ですから、よく知っています。
台湾では、インテリアやリフォームの工事はミス率が20%以上なので、計画を8割実現すれば完璧。これ以上求めても時間の無駄です。
知り合いや家族の経験からも検証したので、計画を立てる時点から、20%のミスを視野に入って「絶対に譲らないこと」、「予想通りにならなくていいこと」を決めておく必要があります。
そして、「浅く破壊」という曖昧な基準は、トラブル率100%。
「浅いってどれほど浅い?旦那にとっての浅いと私にとっての浅いって同じ?私にとっての浅いと職人にとっての浅いって同じ?」
「話し合ってから決めれば。」
「『浅い』自体話し合えないなら、どう決めれば?
百歩譲って50㎝×50㎝の範囲を決めることができても、外壁破壊専門の職人が実際にやってから、配管専門の職人が来て『これでは足りない』と言って、外壁破壊専門の職人がまた来てやってもらう?
あるいは、外壁で配管しようと言って、結局、二倍以上の時間がかかる?
じゃあ、私の仕事はどうする?
現場監督しながら、猫と犬を落ち着かせる方法は?」
「俺が会社を休んで現場監督を担当すればいいよね?」
「信用しないよ。旦那のその言葉を。」
一回目の引っ越し計画を立てていた時、「仕事をしながら現場監督を担当するので、1月に〇〇、2月に××、3月に△△などをして、5月に引っ越しを。」って旦那に相談しておきましたが、義父母が、「占いで一番いい引っ越し日を決めたので、その日に引っ越しをして」ってある日付をくれました。
なんと、旧暦新年の直後にある2月下旬。
「計画が全然間に合わないよ!」って異議あっても、旦那が「毎日現場監督をする必要がないし」って言って義父母の話に沿って進もうと決めました。
そして、工事現場のミス率が大きすぎて、「明日、現場に監督してもらえる?」って毎晩旦那にお願いされるので、精神的に参ったほど頑張りました。
二回目の引っ越しに、夫婦で義父母を一切干渉させないようにやりましたが、ある工事で大変なミスが起こってしまいました。
「何とかしてください。」と職人たちに言いながら、旦那と電話で相談していました。
相談しながら、近くにいる建築会社の方にみてもらって、時間がかかるAプランとこの日にできるBプランを立てました。
私はBプランを選びたいですが、旦那は両方とも嫌で、ミスを解決して元の計画通りにやってほしいと強く主張しましたが、現場を見れば無理だとわかりますから、「昼休みに帰ってきてみてもらえる?」ってお願いして、「わかった。昼間に休みをとって帰る」って旦那が言いました。
そして、
私が予想したのは、昼休みが始まった12時、旦那が言ったのは昼休みが終わってからの13時に1時間くらいに休みを取ることでした。
理由は、昼休みに食堂へ行かないと、食堂のおばさんに怒られること。
社長の奥さんにもすぐに怒る変なおばさんなので、気分がわかりますが、三人の職人が私を見て次の指示を待っている時に、「食堂のおばさんに怒られるから、もう一時間を待って」って言われるのは、我慢できませんね。
「今すぐに帰れないなら帰らないで。私は決めるから。」って旦那の電話を切ってBプランを選びました。
こんなに一人で工事現場で苦しだ思い出を持っている私にとって、「俺が会社を休んで現場監督を担当すればいいよね?」という言葉は信用できないのですね。
サラリーマンは、会社の事情で思うままに動くことができない場合がありますよね。
だから、旦那は本気だとしても、信用しません。
「信用しないよ。旦那のその言葉を。」という返事を聞いた旦那は、遅刻してしまうほどソファーにじっと座りました。
何を考えていたかわかりませんが、これから一週間出張する旦那にそんな言葉を言う私もつらいですよ。