バイクについての日本語を調べた時に、ほとんどの台湾人が持っているのが「スクーター」といい、「バイク」というのはギアチェンジをするタイプだということがわかりました。
だから、ここでも少しバイク/スクーターについての台湾言葉を紹介しようと思います。
台湾ではバイクとスクーターの総称として使っているのは「機車」以外には「歐兜賣」もあります。
その「歐兜賣」の発音が「オートバイ」で日本語の「オートバイ」をそのまま使った外来語なので、漢字を持っていなくて、台湾語でも台湾華語でも通じます。
つまり、「機車」という言葉が急に思い出せないなら、日本語の「オートバイ」を言うと、台湾人はみんなわかりますよ。
そして、スクーターは外見がビニール感が強いので、普通は「塑膠車」といい、バイクは「打檔(ギアチェンジ)」をするので、「打檔車」や「檔車」と言います。
車を運転することを「開車」と言いますが、スクーター、バイク、自転車などの運転を「騎車」と言います。
この前に車検についての記事では、車検証が「行照」だと言いましたが、運転する免許が「駕照」といいます。
台湾では赤信号を渡る罰金が1800~5400台湾ドルで、昔は赤信号を渡ることで警察に逮捕された時に、素直に過ちを認めて謝ると、「行照」を持ち忘れた名義の赤切符を切ってくれるそうです。
「行照」を持ち忘れたのは300台湾ドルで安いですからね。
でも、今は「行照」や「駕照」を持っていなくても平気ですから、もうそういうことがないと思います。
そして、免許についてですね。
昔は車の免許を持つと、50c.c.のオートバイを運転することができましたが、去年からキャンセルしたので、「オートバイ」の免許を取らなければならないようになりました。
そして、50c.c.のオートバイは法律では「輕型機車」と言いますが、日常では「小五十」と呼ばれています。
50c.c.~250c.c.のオートバイは法律では「普通重型機車」と言いますが、日常ではナンバープレートが白いので「白牌」と呼ばれています。
でも、一番普及しているオートバイなので、普通は「機車」、「オートバイ」などを言ったら、50c.c.~250c.c.のオートバイですから、特に「白牌」とは言いませんね。
250c.c.~550c.c.のオートバイはナンバープレートが黄色いので、「黃牌」と呼ばれています。
550c.c.以上のオートバイはナンバープレートが赤いので、「紅牌」と呼ばれています。
オートバイを乗るなら、「白牌」、「黃牌」、「紅牌」によって別々に免許を取る必要がありますよ。
そして、「黃牌」と「紅牌」が法律では合わせて「大型重型機車」といいますが、日常では「重機」や「重車」と呼ばれています。
つまり、一般人が「重機」というなら、50c.c.~250c.c.の「普通重型機車」ではなく、250c.c.以上の「黃牌」と「紅牌」ですよ。
でもね。
スヴァルトピレン250を買ってから初めて知りましたが、バイク乗りの世界では、150c.c.以上であれば、「重機」になりますね。
ただし、150c.c.(台湾の)国産バイクが排除されていると思います。
旦那はスヴァルトピレン250を乗ると、よく中型バイクや大型バイクのバイク乗りに挨拶されていますが、台湾ブランドのKYMCOのKTR 150c.c.というバイクを乗っていた時期には、明らかに無視されていましたね。
たぶん、国産の150c.c.バイクが普及しすぎて、趣味として乗る人も少ないので、挨拶すると逆におかしいからだと思いますね。